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ナナメの夕暮れ

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#オードリー

ナナメの夕暮れ 【somo somo! ブックス】

著者: 若林 正恭  出版社: 文藝春秋

 私は20代の頃、よくひとり旅をしていた。旅先で知り合う人たちの交流が楽しく、何度もひとり旅をしていたが、最初の理由は「自分探し」だったように思う。見つかるはずもない「自分」を探す旅。そう思うとなぜ「自分探し」をしたのだろうか。「自分に自信が持てず、他人を羨む心から抜け出したかった」。そうではないかと思う。その時期に本書に出会っていたら、私の心により響い

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ナナメの夕暮れ

久しぶりのnote。

これまでは書きたいことがいくつかあって、下書きに入れたそれをちょこちょこ書き足しては、投稿していっていた。
なぜだろう、ここのところそれが無くなってしまったのは。

緊急事態宣言が全国に出され、日本中に自粛ムードが漂っている。
いや、実際には自分の周りではあまり変化がないので漂っている「らしい」というのが正しいのか。

これまで全く聞いたことのなかった「ソーシャルディス

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客観視の悪魔との戦い

客観視の悪魔との戦い

通っていた幼稚園の卒業アルバムに、将来の夢を書く欄があった。
周りの皆が「サッカー選手」とか「ケーキ屋さん」とか子供らしい夢を書く中、僕が書いたのは「サラリーマン」だった。

小学校で周りのみんなが遊戯王やムシキングなどのカードゲームにハマっていた。
どうせ飽きてやらなくなるのに、お金を浪費するのはもったいないなぁと、僕はそれを冷めた目で見ていた。

僕は、そんな可愛げのない子供だった。
でも僕の

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オードリー若林正恭「ナナメの夕暮れ」を読んでみて思ったこと

オードリー若林正恭「ナナメの夕暮れ」を読んでみて思ったこと

こんばんは。レンディです。

オードリーの若林さんといえば、今やメディアに多く露出している人気芸人さんですよね。

僕が若林さんを好きになったのはアメトーーク!の人見知り芸人と女の子苦手芸人を見てからです。何て言うのか、あの拗らせ具合が僕と近いものがあるなぁと感じたんですよ。

もう一つ記憶に残ってるのが、日曜芸人という番組のことです。チームで問題をクリアできたら高級料理をゲットできるというゲーム

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