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随筆・散文・雑文

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2025年2月の記事一覧

雑文・暴言 Mリーグ暴言問題について

雑文・暴言 Mリーグ暴言問題について

 クソ寒い日が続くと思ったら、急に気温がちょっと上がったり、大丈夫か日本! いきなり天変地異的なイベントが起きたりしないか不安になってしまうではないか。気温差に戸惑いながらも、どうにか約半日の肉体労働を終えて、今日は何をネタに記事を書こうかと悩むことしきり。あれをやりたいけど、ネタの本まだ全部読んでないし、これなら今日一日でどうにか書けそうだけど、順番的にあっちを先にやったほうがいいし、悩みに悩ん

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雑文・持久

雑文・持久

 ちょっとした用事で電車に乗ろうとしたら、やけに混雑している。妙にスポーティーな服装な人が多いと思ったら、なかにはゼッケンを付けている人もいる。なるほど、今日はマラソン大会の日だったかと思い至った。マラソンは正直苦手である。小説家などでいうと、その作風からは想像し難いのだが、なぜか村上春樹がマラソン好きで、自身も競技者として参加していたりする。デビュー作が『風の歌を聴け』で、私はこの作品の冒頭部分

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雑文・倫理 漫画紹介『このクラスにギャルはいない』 『マッドデッド・ライトハウス』

雑文・倫理 漫画紹介『このクラスにギャルはいない』 『マッドデッド・ライトハウス』

 いいひとでいるのも疲れるもんですね。

 場の空気を乱さないために、理不尽な苦行に耐え抜き、他者のストレス緩和のために、いいようにこき使われたらい回しにされ、それでもラブ&ピースの精神で、どうにか笑っていても、私の精神力はとうに限界を超えていたようで、仕事が終わり、帰宅の途につく頃には(はあ、もう死にたい、つかれた、死にたい)と鬱をこじらせ希死念慮に苛まれる始末だ。

 休日が来ても、もちろん、

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雑文・誤読

雑文・誤読

 月の真ん中は色々忙しいので、今回も日記的小ネタ連発でお茶を濁したいと思います。真ん中もっこり水曜日ならぬ、真ん中もっこり15日は用事が重なるのである。この真ん中もっこりのネタがわかる世代はアラフォーくらいだと思いますが、とんねるず、ダウンタウン、ウンナンのコンビ御三家にタモリたけしさんまのBIG3も思春期に通って来たこの世代はやはり恵まれてると思う次第。ジャンプもドラゴンボール、スラムダンク、幽

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雑文・文集 さいたま市小学生イジメ問題について

雑文・文集 さいたま市小学生イジメ問題について

 まずは以下にあげた文章を読んでいただきたい。

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笑顔

 僕は、笑顔という言葉を選びました。
その言葉を選んだ理由は、いつもどんな時も笑顔を忘れないようにこの言葉を選びました。

 僕は、四年一組の時にクラスメイトの二人から暴力と暴言のイジメを受けました。クラスメイトから『死ね』と言われた時に担任の先生に助けてほしくて言いに行ったら『死んでないからいいじゃないですか!』と言われ、

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雑文・初触 漫画感想『サナギの心臓&文学鑑賞 谷崎潤一郎『痴人の愛』

雑文・初触 漫画感想『サナギの心臓&文学鑑賞 谷崎潤一郎『痴人の愛』

 ラストまで読んで、これって谷崎潤一郎じゃんと思ったのがジャンププラスにて掲載された読切漫画、『サナギの心臓(ハート)』の最初の感想でした。ちょうど最近も谷崎をエッセイのネタにしたばかりなので、良いタイミングでした。では、『サナギの心臓』のあらすじを紹介しましょう。

 魔界。そこは偉大な魔女が統べる数多の魔物が存在する。人間界と遠く離れた 日の届かぬ、その地の奥深くには、魔力を全くもたない魔族の

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雑文・敗北

雑文・敗北

 私はまたも敗北した。折角エッセイ用の記事も2日分ストックしておいたのに、いざ休日となると襲い掛かる睡魔に抗うことはできず、惰眠を貪るのみ。休み前に考えた計画も何処へやら、あと少しもう少しと、暖房と毛布がもたらしてくれる安眠へのいざないから逃げる事はままならず、受け入れるしかなかったのだ。ああ、私は敗北した。連戦連敗だ。

 というわけで、今回も執筆時間短縮のため、小ネタを日記的に綴っていくことに

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雑文・指標

雑文・指標

 そこそこの年月を生きて参りましたが、人から尊敬されるような人間になることはできず、むしろ蔑まれ人間扱いされない日々を過ごす毎日です。かなしいなあ。完。
 と、終わっても仕方ない。話を続けると、そんな凡庸な自分でも、せめて正しく真っ当に生きていたいとは思う。社会全体が胸糞悪いことで溢れかえる今の時代だからこそ、世の中を正しい方向に導いていくための力になりたいと思う。こんなこと言い出すと、政治活動に

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雑文・作家

雑文・作家

 休日。有意義に時間を使いたいと、その日が来る前はいい加減小説を執筆しようと考えているのだが、いざ当日となると持病の偏頭痛に悩まされ、寒波による急激な冷え込みによるものなのだろうか、とにかく頭が働かない。仕方なく寝ることにする。尿意により目覚めて、食事などを摂るも、やっぱり頭は働かない。とても小説を執筆できる気がしないが、せめて知識でも蓄えようと思い、その辺にある書物に目を通したり、ネットで色々の

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雑文・喫茶

雑文・喫茶

 どうも残業時間がやばいらしく、「かえれ! かえれ!」「去ね!」と同僚たちからの厚い気遣いを受け、早めに仕事を上がることになった。降雪に怯える寒波激しい中を、震えながら徒歩で駅まで向かうのだが、はてさてこのまま駅まで行っても、オフピーク定期券を利用している私は、余計に電車賃を払ってしまう事になる。オフピーク定期券はなんぞや? と知らない方に説明すると、JRの定期券の料金が昨年辺りから値上げしたのだ

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雑文・記録

雑文・記録

 スマホという万能アイテムが普及した最近では、紙のメモ帳やノートを使う機会がめっきり減ったわけでありますが、たまに雑誌の企画なんかで手書きの手帳を器用に使いこなしている方を見ると、もはや手を動かして字を書くのが面倒臭い、なんなら息をするのも面倒くせえ状態の私は感嘆することしきりなのですが、それでもいまだに100均に行くと文房具コーナー、特にノートのコーナーに赴き、なんかいい感じの新商品が無いか探す

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雑文・有休 

雑文・有休 

 有給休暇をどうにか消費するも、結局寝てるだけで終わってしまった。休日にまとめて寝て、平日は1〜3時間程度の睡眠というサイクルが出来上がってしまっていて、脳が休日の活発な活動を受け付けなくなっているのだろうか? どうにかエッセイは書いているのだが、相変わらず小説が書けない。その分、エッセイのクオリティを上げようと努力しているつもりなのですが、皆様いかがでしょうか? エッセイの勉強という事で、『綴方

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雑文・遺族 太陽と月

雑文・遺族 太陽と月

 先日、いつものようにこの雑文シリーズのネタをなににしようかと逡巡していたところ、唐突にスマホの画面に「小島瑠璃子さんの夫、急死。瑠璃子さんは軽傷」というニュースアプリからのプッシュ通知が流れてきた。なにかしら事件に巻き込まれたのだろうかと不安を覚える内容だったが、以降の報道によると事件性は無く、遺書も残されていて、死因は夫が自ら気体のようなものを吸入したことなのではないかと推測されている。後日、

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漫画感想 殺し屋漫画の新たな傑作『SMOTHER ME 』 タイトルに込められた3つの意味

漫画感想 殺し屋漫画の新たな傑作『SMOTHER ME 』 タイトルに込められた3つの意味

※画像は下元朗 『SMOTHER ME』2巻17Pより

 日本、殺し屋の漫画多すぎ問題。元々、漫画単行本の巻数、世界ギネス持ちの『ゴルゴ13』を輩出しただけはある、我が国日本。過去にも、『マーダーライセンス牙』、『シティーハンター』『殺し屋1』などがあったが、近年は『ファブル』の大ヒットにより、さらに拍車が掛かり、現在もヤングマガジンなどでは『ねずみの初恋』『シガンバナ』『アマチュアビジランテ』

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