[部下育成]部下育成に悩む上司は本気で悩んでない
部下がわからない? わかる努力してますか?
部下育成で悩む上司は「部下のことがわからない」と言う。
当たり前だ。
分かろうと努力してない。努力したと言う人もいる。決めてかかるようで悪いが、努力する時点で努力の方向性を間違えている。
以前、共感力で述べたが、部下に対して共感する姿勢が皆無だからだ。
子どもでも部下の気持ちは分かる
子どもの方が部下の気持ちが分かると思う。「相手を思いやる」「相手の立場に立って考える」と言うことを最も多く言い聞かされるのは子ども時代だからだ。
部下育成に悩む管理職は子ども以下か
はっきり言って子ども以下である。部下の立場になって自分が行おうとしていることを考えるといい。
ただの小うるさい人だ。
小うるさいだけの人間に部下が分かって欲しいと心を開く訳がない。
しっかりと部下の立場に立って考える努力をしなければ、まず部下の理解は得られまい。
部下の理解を得てはじめて、上司は信用を少しだけ獲得する。
本気で悩んでる?
悩んでない理由は部下に共感出来てないからだ。その努力がない限り、本気で悩んでいるとは言えない。
管理職が悩んでいるのは他部署からの圧力としがらみである。
上司の言葉の端々にそれが見て取れる。部下からは本気でこの人は親身に考えていないのだと思われる。
つまり、他部署からのしがらみに解放されるために部下を教育するのだ。
この時点で部下育成に本気で悩んでいないということが分かるだろう。
部下育成は管理職のエゴに部下が利用されると言うことだ。本来ならあってはならない。しかし、教育の名の下に部下が犠牲になる。
人材は人財とも書かれる。しかし、管理職によりそれが無為に消費され、すり潰される。
人的資源を有効的に活用できない、人的資源を育てられない管理職・企業が今後の未来を語ることが出来るだろうか。