わさび

アメリカ在住。2022年3月24日 長男が交通事故(自損)を起こしました。容態が落ち着いてきた3月28日から記録の為に事故当日を思い出しながら闘病日記を書き始めました。この日記が何かのお役に立てれば嬉しいです。

わさび

アメリカ在住。2022年3月24日 長男が交通事故(自損)を起こしました。容態が落ち着いてきた3月28日から記録の為に事故当日を思い出しながら闘病日記を書き始めました。この日記が何かのお役に立てれば嬉しいです。

マガジン

  • 突然交通事故にあった長男の闘病日記

    アメリカ在住。ビジネススクールでmaster degreeを取った26歳の長男が新しい職に就く前に交通事故に遭う。長男と家族(夫、次男、私、愛犬)での闘病日記。

  • シニアライフ日記

    アメリカでのシニアライフを綴っています。

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【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月24日(木) 0日目:突然の事故

朝4時頃に誰かが家のドアをノックしている。 昨晩友人宅に行くと言って出かけた長男だと思ったがどうもポリスのようだ。 夫を起こして彼が対応してた。外で話し込んでいるので私も行ってみた。 どうも交通事故を起こし今ERにいる、critial conditionだという。 すぐに服を着替え、寝ている次男に声をかけ夫と二人でERへ向かう。 向かう先は隣のcountyにある大学病院のshock trauma center。 ERへ向かう道中は深い霧だった。雨も少し。標識も見づらい。これが

    • 【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月24日(日) 2年:full recovery

      あの交通事故からちょうど2年。 リハビリ施設から退院する際には、脳神経外科医から 「full recoveryには2~5年かかります」 と言われていた。 退院後、この2年の間に長男は通院でリハビリをし、車の免許を再度更新でき、自分で運転し始め、仕事にもパートタイムで復帰し、眼球陥凹の再建手術をし、仕事にフルタイムで復帰し、転職し、etc。 右耳の難聴と、左眼の視力低下、顔の傷は残っているが、この2年で一人で生活する上で問題ない程度のリカバリーは出来ている。 本当に幸運

      • 【シニアライフ日記】#13 Amtrak 旅行記(day1)

        年末年始を利用して夫と私の二人で寝台列車でグランドキャニオンへ行くことにした。 これまで夫とあまり旅行をしていない。 息子達のスポーツ、学校行事、夫の仕事etc 全く旅行の時間が取れなかった。 今は夫は仕事もリタイアし、私もWebsiteのメンテナンスの仕事をリタイアした。 子供達の手もかからないので、これからの老後は二人で旅行を沢山しよう、ということで今回Amtrakを利用しての旅行を計画した。 自宅からDCのunion stationまでは次男の運転で連れていってもら

        • 【突然交通事故にあった長男の闘病日記】2月28日(水) 1年11カ月:あれから

          来月3月で長男の交通事故から2年が経つ。 時系列をまとめてみた。 2022年3月24日:交通事故 2022年3月24日~4月18日:大学病院のICUに入院 2022年4月19日~5月3日:大学病院のリハビリ施設に入院 2022年5月4日:自宅療養開始(通院でのリハビリ、治療&フォローアップ) 2022年9月22日:自動車の運転再開(試験合格) 2022年10月23日:パートタイムでの職場(大型電気店)復帰 2023年1月23日:眼球陥凹の修復手術 2023年4月下旬:フルタ

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        【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月24日(木) 0日目:突然の事故

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          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】11月28日(火) 1年8カ月:New Journey

          今月始め、急に長男にjobのオファ―が来た。 それは州の交通局の調達の仕事だった。 今年初めにjobアプライして、4月にインタビューがあったのだが、6月初旬に不採用の通知が来ていた。 その後、色々なjobのアプライをしていた長男。 不採用だった交通局の調達の仕事が、別のロケーションの同じ職種のjobが長男にマッチングされたらしく、急に採用の通知がきた。 これまで働いていた職場からどうしても離れたい長男はすぐに州の交通局のjobのオファ―を受けた。 家から2時間先の勤

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】11月28日(火) 1年8カ月:New Journey

          【シニアライフ日記】#12 チップ(tip)

          冬に続きこの夏も日本に帰省している。 前回は次男と一緒だったが今回は私ひとり。 ひとりだと気が楽だ。 次男は地方検事局でインターンシップを週2回、その他の日は近所のマリーナのレストランで働いている。 当初は皿洗い係だったが、数週間前からサーバーをしている。 オーダーを取り料理を運ぶサーバーの仕事。 皿洗いの時の時給は州の最低賃金13.25ドル。 サーバーになると時給は9.50ドルに下がるが、その分チップが上乗せされる。 そう、サーバーはいかに担当したテーブルの客からチップ

          【シニアライフ日記】#12 チップ(tip)

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】6月25日(日) 459日目:家を出る

          2週間前に長男は家を出た。 出た、というか家から追い出した、が正しいかもしれない。 元の職場に復帰して仕事もパートタイムからフルタイムになった。 同時に、色々な職場(転職先)にアプライしていたが、面接でダメだったり、面接はパスして最後のセレクションで補欠になってしまったり、でなかなか上手くいっていない。 アメリカでは新卒採用というものがないので、経験を積んでいかないと仕事も見つかりにくい。 おまけに一つのポジションに100以上の応募があるので、そこを潜り抜けるのは至難の業

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】6月25日(日) 459日目:家を出る

          【シニアライフ日記】#11 不正受給

          Yahooニュースで「児童手当、18歳まで月1万円支給」の記事をみた。 日本に居た時、私が最初に離婚した時に自治体から「寡婦手当」の支給対象だったのだが、受取を断っていた。 (申請しなかった) 理由は、自分の給与で十分に生活できたからだ。 貰えるものは貰った方がいい、という人もいると思うが私は違う。 貰う必要がないものは、貰わなければいい。 これに似た話がある。 アメリカに住む友人が教えてくれた。 その友人の友達Aは日本に住んでいる。 (私と友達Aは友人でもなく接点も

          【シニアライフ日記】#11 不正受給

          【シニアライフ日記】#10 gofundme

          昨日の日記からの続き 次男が所属しているfraternityの子が交通事故で亡くなったのが5日9日の未明のことだった。 その日の朝に、fraternityのparents向けのemailにその事故のことが書いてあった。 学年末、それもfainal examを目前にしての悲しい事故。 このニュースの後、すぐに大学のカウンセリングチームがfraternityのchapter houseに訪れて学生のメンタルサポート等のmeetingをした、と書いてあった。 それらいくつか

          【シニアライフ日記】#10 gofundme

          【シニアライフ日記】#9 fraternityって何?

          次男は大学でfraternityに参加している。 fraternityとは早く言えば男子学生が参加する社交クラブ、日本でいうサークルみたいなものかもしれない。 女子学生が参加するものはSororityと言うらしい。 アメリカの大学生活なんて私には無縁なので、fraternityに関しては全て次男から色々を情報を仕入れている。 fraternityに入会するまでには一連のイベントPledgingなるものがあるらしく、これはここでは書けないような恐ろしいイベントがある。

          【シニアライフ日記】#9 fraternityって何?

          【シニアライフ日記】#8 訃報

          夫の妹が亡くなった。 53歳。 5年前くらいに乳がんが見つかった。 その時点でステージ3B。 あらゆる治療をして癌は一旦消えたが、その後再発。 肺、脳、リンパ、骨などに転移しステージ4へ。 今年に入り、自宅での緩和ケアに入っていた。 骨に転移している為、骨はもろくなり肋骨が骨折。 鎮痛剤で痛みを和らげていた。 3月下旬に、次男の大学の春休みを利用し夫と次男は車で9時間かけて妹の住む州へ見舞いに行った。 私は長男と犬の世話もあるので、自宅で留守番。 妹は強力な鎮痛剤

          【シニアライフ日記】#8 訃報

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月24日(金) 366日目:あれから1年

          ちょうど1年前、長男は交通事故を起こした。 たまに過去の日記を読み返すのだが、その時は本当に未来がどうなるか不安の毎日だった。 幸い、大きな後遺症もなく長男は社会に復帰した。 4月からはfull timeで仕事に戻ることができる。 先週から一人で車の運転を始め、 以前通っていたGymにも通い始め、 ゴルフの打ちっぱなしにも一人で行き始め、 少しずつ行動範囲を広げている。 ずっと家に籠っていた長男は「車」という移動手段を得て行動範囲が広がった。 「安全運転するのよ!運

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月24日(金) 366日目:あれから1年

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月19日(日) 361日目:中古車

          先週、長男用の車を購入した。 もちろん中古車。 予算は約$10,000。 日本円で100万円強。 ずっと仕事は休んでいたが、その期間も給料の60%(たしか)は保障されていた。 時短勤務中も健康保険と給与は支給されていた。 本当に助かる。 それらのお金もあって、今回は一括購入することにした。 前回長男が購入したのは中古のプリウスでこれは毎月幾らか支払いながらローンを組んでいた。 そのローンもあと数百ドルというところでの交通事故。 もちろん車は廃車。 幸いに多額の車のロー

          【突然交通事故にあった長男の闘病日記】3月19日(日) 361日目:中古車

          【シニアライフ日記】#7 Therapy Dog Volunteer

          我が家の愛犬Buzzはセラピードッグだ。 犬種はロットワイラー。 たまに 「ロットワイラーがセラピードッグ!?」 と驚かれることがあるが、Buzzはとてもよく躾ており優しい犬だ。 長男の交通事故を機に夫がBuzzをセラピードッグの訓練に参加させ始めた。 訓練の成果もあり、ある団体のセラピードッグとしてボランティアをしている。 長男が退院してからいつもBuzzは長男の側にいる。 たまに長男の部屋のベッドで一緒に寝る。 家のリビングでBuzzが横になっていると、長男は

          【シニアライフ日記】#7 Therapy Dog Volunteer

          【シニアライフ日記】#6 Daylight Saving

          今日から夏時間が始まった。 PCや携帯電話は自動的に時間を設定し直してくれるが、家の壁にかけている時計の針は昨晩1時間進めて就寝した。 昨日までは日本との時差は14時間だったのが13時間になった。 時計の針が1時間進むということは、日が沈む時間が遅くなるということでなんとなく得した気分にもなる。 今日、仕事のシフトが入っていた長男は 「朝1時間早くなったから寝る時間が減って損した」 と言っていた。 1時間の変化は私のTVスケジュールにも影響がでる。 いつも夕方6時

          【シニアライフ日記】#6 Daylight Saving

          【シニアライフ日記】#5 mammography

          私は40歳過ぎてから年に一度、mammography(マンモグラフィー)を受けている。 これまで数回、再検査になったことがあるが、多くは石灰化だった。 特に癌の所見はない。 昨日はそのmammographyを受けにいった。 保険会社が検査をカバーしてくれるので自己負担なし。 mammographyは必要だと思う。 実は、検査を怠っていた義妹はステージ4の乳がんになっていた…。 彼女は若い頃に胸にインプラントを入れ豊胸手術を受けていた。 それもあってかmammogra

          【シニアライフ日記】#5 mammography