【シニアライフ日記】#11 不正受給
Yahooニュースで「児童手当、18歳まで月1万円支給」の記事をみた。
日本に居た時、私が最初に離婚した時に自治体から「寡婦手当」の支給対象だったのだが、受取を断っていた。
(申請しなかった)
理由は、自分の給与で十分に生活できたからだ。
貰えるものは貰った方がいい、という人もいると思うが私は違う。
貰う必要がないものは、貰わなければいい。
これに似た話がある。
アメリカに住む友人が教えてくれた。
その友人の友達Aは日本に住んでいる。
(私と友達Aは友人でもなく接点もない赤の他人)
Aは昔アメリカ人と結婚していて、娘が一人。
娘Bが高校生の時に離婚したらしい。
Aは日本人なので、日本。アメリカ人の夫はアメリカ、と拠点を移したようだ。
Aは日本で日本人と再婚し、アメリカ人の夫はアメリカでアメリカ人と再婚。
その娘Bはアメリカの大学を出てアメリカでアメリカ人と結婚。
娘Bに子供が二人誕生。
娘Bは日本国籍を持っているので、子供二人も日本国籍を申請した。
娘Bとその子供二人はアメリカに住んでいるのに、日本にすむ母親(友達A)の居住地に住民登録をしているらしい。
その自治体では子供一人につき、3万円/月の児童手当が支給されるらしい。
(この3万円/月は正しいか不明…。)
子供二人なので6万円/月。
一年で72万円。三年で216万円。五年で360万円。
娘Bの夫はアメリカでは高給取りらしい。
たぶん、妻である娘Bが日本でそのようなことをしてるとは知らないはずだ。
日本に住民登録をしているのであれば、国民健康保険や住民税等を払う対象だと思うのだが、その辺りはどのようにしてるのかは不明。
たぶん日本での所得がないから免除になっているかもしれない。
子供二人に支給される児童手当を貯めたものはアメリカから日本に帰省する際&した際のお小遣いとして使うらしい。
日本に住民票を残したまま海外に転居すればこのようなことが可能になる、という例だ。
Q10.子どもが海外に住んでいる場合は、その子どもの分の児童手当は受け取れないのですか?
A10.原則として、児童が海外に住んでいる場合は、その児童の分の児童手当は支給されません。
不正受給をしてまったく何も思わない、という神経が理解できない。
こういう話を聞いて、世の中には色々な人がいるんだな、と改めて思う。
その人達にとっては、それが「普通」のことであるのだろう。
日本の税金が垂れ流し状態であること、正しく使われていないこと、もっと皆に知ってほしいと思う。