無人サラリーマン

平成生まれの普通の男です。猫が1匹。 働きながら、博士課程で、経営学を学んでいます。 仕事も普通、これまでの学歴も普通。年収も普通です。普通の人の参考になれば。

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平成生まれの普通の男です。猫が1匹。 働きながら、博士課程で、経営学を学んでいます。 仕事も普通、これまでの学歴も普通。年収も普通です。普通の人の参考になれば。

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社会人大学博士の実際:その1

なぜ大学院にいるか?さて、まず本題に入る前に余談からです。 そもそもなぜ仕事をしているくせに、大学院にいるのか?から簡単に説明しましょう。大学院にいる社会人と話してみると、目的はざっくりこんな感じです。 1:会社と関係がある系(出世コース的なやつ) 2:なにか明確な興味があり学びなおしたい系 3:その他(ぼんやりしている人) 自分は3です。好奇心はある、でも専門家になりたいでもない。そういうぼんやり系で、明確な目的はないパターンです。 自分の場合、イチ会社員(社畜)として

    • 社会人大学院生と指導教員のキョリ

      先生という単語が嫌いだ辞書によれば、指導的立場にある人のことを「先生」と呼ぶそうです。 一方で、教員という呼び方もあります。これは「もっぱら職業として教育を行う人」のことらしいので、教員は先生に包含される単語です。 小学生から大学を卒業するまで、「先生」という単語を無意識につかっていましたが、社会人大学院生になったときに、「先生」という単語にとても大きな違和感を感じました。 先生という単語には、一方向性の印象を抱いてしまいます。上から下へ、というイメージです。だから、先生

      • 今年の漢字を決め始めて6年目

        2021は「育」2016年から、今年の漢字なるものを毎年決めてきました。 2016年から、転、躍、耐、学、新と去年まで来ています。 あの有名な京都のお坊さんが、毎年の漢字をどう決めているのかはさておき、自分の場合は1ヶ月ぐらいかけて悩むときもあれば、明らかにその年の象徴がぱっと出る年もありました。 転、学、新は即決。躍と耐は割と悩んで決めました。 転居や転職があった年は、わかりやすい。 大学院に入った年もわかりやすい。 新しい生活的なものも、明確にわかる。 でも、躍進と

        • 博士だって勉強は辛いよ

          この記事は「なんで勉強しないといけないの?」と子供に聞かれそうな人向けです 私は社会人でありながら、経営学の博士課程にいます。 れっきとした、学生証もある博士です。当然、学費も教材も、全額自分で支払い。 一見すると、勉強が好きな人、勉強が得意な人に見えてしまうかもしれません。 しかし、はっきりと、「そんなことないよ」と自分では思っています。 でも、学ぶことにはいくつかの明確な、子供にもいつか必ず伝えたい価値を、現時点で少なくとも何個か感じています。 話に入る前に:やる気っ

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        社会人大学博士の実際:その1

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          社会人 大学博士の実際:その3

          よくある質問:どうやって仕事と両立しているの?社会人で大学院で学び直すメリットはなんと言っても  1:財政的な安定  2:就職の不安ゼロ  3:興味関心の強さ だと思います。 一方で、ぶっちぎりで大変なことは、そう仕事との両立です。 修士や博士など、どちらによっても大分変わってくると思いますが、ひとまず 「ちゃんと国立大学で社会人博士をやる」前提で説明します。 1:すごくいるもの:仕事の時間の融通「忙しいかどうか」ではないです。時間の融通、がポイントです。 社会人の場合、

          社会人 大学博士の実際:その3

          社会人 大学博士の実際:その2

          聞かれる質問No.1 博士課程に入るには?学部から修士、博士、と上がっていくコースは一旦省き、社会人に限定して話します。 博士過程に入るには、努力しなくて良い順で並べると(*個人の見解) 1: 企業の枠で入れてもらう 2: コネ 3: 社会人修士に在籍し、内部進学する 4: 該当する領域の修士を持った状態で一般受験枠で受かる だと思います。 企業の枠でいれてもらう大企業にはエリート養成のために学費を出してくれる会社が普通にあり、なおかつ大学としてもその様な大きな企業と知

          社会人 大学博士の実際:その2

          息子のみなさん、父が好きですか?

          「わからない」のままの自分父が嫌いかと言われれば、違う。 しかし、父を尊敬し、理想の父とし、大好きかと聞かれれば、少しモヤモヤ。 実家に帰れば父は、母とともに暖かく迎えてくれ、歓迎すらしてくれる。 大きな喧嘩という喧嘩も、したことがない。 ただ、母と比較して、圧倒的に父のことがよくわからないのです。 だから初めて父親という存在を棚卸ししよう、と思ったのです。 (読み時間:1分ぐらい) 始まりは父の病気から自分は関係ないと思っていました。 父は、ガンと、筋肉に起こる特殊な感

          息子のみなさん、父が好きですか?

          今年も何もしなかったなという人向けの記事

          1: みんなそんなもんです。“今年の漢字”を毎年選んでいます。ここ5年。 今年は”新”でした。新体験、多かったですから。前の年は、学。 そこから遡って、躍→耐→転。 こう見ると、なんだか充実していそうに見えますね。 大丈夫です。最後まで読んでも、主体性のないサラリーマンです。仲間だと思ってください。 2: ギラギラサラリーマンはそもそも頭がおかしいnoteを見ていると、ものすごい有能そうなビジネスマンを見つけます。 よくわかんない副業で儲けていたりだったりとか、とにかくすご

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          #私の仕事は楽しいという人は頭がおかしい?

          私は社会人もうすぐ7年目。 はじめの会社をわずか10ヶ月で辞めており、新卒カードはもうなく、お世辞にも今現在、優良企業に勤めているわけではありません。 恥ずかしながら、友人に会社名を言ったことがありません。無名だからです。 中小企業あるあるなのですが、 人事なし・福利厚生なし・ポンコツ多数 という、そりゃ小さいまま成長できんわな。という会社です。 お決まりなのですが、社員の90%ぐらいはやる気がありません。 しかし、私はこの会社のいまの仕事が楽しくてしょうがないのです。

          #私の仕事は楽しいという人は頭がおかしい?

          猫。ハタチ。

          我が家の猫はハタチ。自慢は長生きです。 大体、ペットにはうちの子は〜みたいな自慢が1つはあってもいいものですが、 我が家の猫は無芸無特長。しかも侍のような寡黙なオスで、鳴くこともなく。 飼い主を持ってしても、これといって自慢という自慢がありません。 と、思って20年。 どうやら”長生き”というとんでもない特技をもっていたようで、ここ5年”最後の夏”と言われたまま、2020年も普通に夏をやり過ごしました。 さすがに20歳になると、ジャンプもしなくなり、イスの登り下りがやっと