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#私の仕事は楽しいという人は頭がおかしい?

私は社会人もうすぐ7年目。
はじめの会社をわずか10ヶ月で辞めており、新卒カードはもうなく、お世辞にも今現在、優良企業に勤めているわけではありません。
恥ずかしながら、友人に会社名を言ったことがありません。無名だからです。
中小企業あるあるなのですが、

人事なし・福利厚生なし・ポンコツ多数

という、そりゃ小さいまま成長できんわな。という会社です。
お決まりなのですが、社員の90%ぐらいはやる気がありません。
しかし、私はこの会社のいまの仕事が楽しくてしょうがないのです。
なぜでしょうか。

3年前、いきなり会社が通販をはじめました

その責任者になったのが私です。おかしな点は山ほどありました。
 1:コールセンターがない
 2:社内に通販の経験者が1人もいない
 3:サイトに要件定義書がない
あした通販が始まるというその前日、責任者の私はすることがなかったのを覚えています。当たり前です。何したらいいのかわからないからです。ヒマでした。

そして当然の様にとてつもない赤字がでました

目標を100とすると、その年終わったときに売れたのは3ぐらいでした。
代わりに、過剰在庫が生まれました。当たり前ですね。
トラックを手配して廃棄処理に奔走したのを覚えています。

しかしクビにもならず会社も潰れなかった

よく「自分のせいだ」と責任感の強いサラリーマンがいることを耳にしますが、1人でどうこうなるほど、会社は脆くないです。
私の態度はデカかったです。「いや、こんなの素人にやらせる方が問題ですよ」って普通に言い放っていましたから。

現在、億越えのサービスになりました

理由は単純です。会社が1周回るほどポンコツだった結果、唯一の現場の私の意見が次々と尊重され、あれよあれよという間に必要なリソースが整ったからです。

要するに、あまりにも何も通販がわからない結果、「これあると便利そう」とあらばすぐ導入できる、死ぬほど意思決定の迅速な部隊になっていました。
そして気が付いたら、毎日めちゃくちゃ「これはどうかな?」と、次々といいサービスを考える毎日になっていました。

犯罪以外は大体やろうと思えばできる

しかもノーリスクで。そのぐらいほんとは自由なのです。サラリーマンは。
ということに気がつきたのです。つまり。
うざい上司がいても、そのさらに上司に文句言えばいいのです。

どうせ70まで働かないといけない時代です。「私の仕事」を開き直って楽しみ続けたいです。

#私の仕事 #中小企業あるある

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