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今年の漢字を決め始めて6年目

2021は「育」

2016年から、今年の漢字なるものを毎年決めてきました。
2016年から、転、躍、耐、学、新と去年まで来ています。

あの有名な京都のお坊さんが、毎年の漢字をどう決めているのかはさておき、自分の場合は1ヶ月ぐらいかけて悩むときもあれば、明らかにその年の象徴がぱっと出る年もありました。

転、学、新は即決。躍と耐は割と悩んで決めました。
転居や転職があった年は、わかりやすい。
大学院に入った年もわかりやすい。
新しい生活的なものも、明確にわかる。

でも、躍進とか、今年は忍耐の年だったな、とか自分の主観的な感想が感じになる場合、意外と難しいのかもしれません。

育休

今年は即決の年です。子供が生まれるというビッグイベントがありました。

今年も何もしなかったなという人向けの記事

でも書いたとおり、自分は仕事のために生きるタイプではなく、育休はもはや待ちに待ったイベントでした。

仕事しないでOK+子供+家族みんなハッピー

迷いはありませんでした。

人並な感想ですが、赤ちゃんが0歳なのと同じように、親も0年生。
え?なんかうんち緑色じゃん?みたいな、実は普通のことに驚いていたのも懐かしく、気がつけばハイハイどころかつかまり立ちになっています。

他人に育てられる

そういう意識はない人間でした。俺は別に他人に興味ない、学ぶものなんかない、ではないですが、高飛車なタイプでした。

博士になり、自分が散々文句つけてきた論文をいざ書く立場になると、無力です。
「テレビに出てくるこのコメンテーターうぜーな文句しか言わねーで」
と思っていたのですが、まさに自分がこれ。

ケチつけていた割には、論文1つ書くことの大変さを知らなかったのです。
先生に育てられ、他の論文に育てられ、先人達の研究の上に自分がいまほんの少しだいぶ小さい真理を報告せんとしている。

人から学び、育てられた1年でもありました。

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