天は二物も、三物も、与えちゃいます。
spitzの草野マサムネさんが、パーソナリティをつとめるラジオ番組「草野マサムネ・ロック大陸漫遊記」。
このラジオ番組を子どもたちと、聴く時間は、私の楽しみのひとつである。
「心底、音楽が好きな人」がセレクトした音楽というのは、面白い。草野マサムネさんの音楽のルーツを味わえるだけでなく、自分の中の新たな音楽の世界が広がる感覚がなんとも心地よいのだ。
その日のテーマは、「オバケのロックで漫遊記」。オバケや幽霊のようなものに関連していたり、連想するような曲がセレクトされていた。
その中で、子どもたちがハマった一曲がこちら。
米津玄師さんの「ゴーゴー幽霊船」。
「おぉ〜そう来るのか!すごく、シュールだなぁ~!」というのが、MVを観た私の第一印象。「面白い!絵がスゴイ!」と盛り上がる、子どもたち。何度も観ては、パソコンの前で踊っている。特に、二男と末娘。
歌詞の意味がどうとか、ではなく、完全に「音」として楽しんでいるのだ。
この曲の入っているアルバムを聴いてみたくなり、「diorama」というアルバムを通しで聴いみた。二男が好きそうな感じだなぁ、と思ったら、やはり、気に入っている様子だ。彼の好みは、「パプリカ」ではなく、「ゴーゴー幽霊船」なのだ。
音楽の好みも、三人三様。
常々、草野マサムネさんに対しても思っていることなのだが、「天は二物を与えず、というけれど、決してそんなことはない。二物も三物も与えちゃってる!」「神様、ありがとう!太っ腹!」と。
そして、そんな才能に触れることができた時、幸福感に満たされる。
米津さんのこの曲を聞き、MVを観て、やっぱり、そんなことはないよなぁ〜と感心してしまった。他のアルバムも聴いてみよう。
音楽のことを考えていたら、学生時代、単位獲得の為に苦しみながら、ピアノの練習をし、授業を受けていたことを思い出した。
ピアノの先生が、「音楽って、本来は楽しいものだから、こうして詰め込んだら、音が苦(おんがく)、になってしまうから、残念だ。」と、苦笑いしていた。
ピアノも、他の楽器も、なにひとつ弾けないままだが、それでも、今の方が、音楽が好きになった気がしている。
いつか、自分で演奏を楽しむ日がくるかは、わからないが、それまでは、ステキなミュージシャンの方々の音楽を感じて、音の世界を広げていきたい。
世界は音で彩られている!
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