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3回、死ぬかと思った旅日記

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#ネパール

”いざインドへ!!” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第8話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 6/19(いざインドへ!!) 夕方6時 現在ネパールのバイラワという町にいる。 バスでポカラという町からここまでやってきた。 ここから3kmほど先へ進めば、 そこからインドとなる。 とにかく暑い。 さっき現地の人と話しをしたが、 1日4リットルの水を飲む。 と言っていた。 今朝まで、 僕は、ネパールのポカラという町にいた。 ポカラでは良い出会いがあった。 現地のネパール人と仲良くなり、 そして家に招待してもらったり、 親や

”瞑想修行の感想” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第7話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 瞑想修行を終えて [僕の感想] (何かがあるのではないか?) そういう期待とともに瞑想修行に挑戦したわけだったが、 ブッダの言葉、その教義を学ぶにつれて、 だんだんと熱意が覚めていく感覚を感じたのを覚えている。 ブッダは、 「欲を持ってはならない。 欲があるから人間は苦しむ。 この世は苦しみの世界である。」 と説く。 しかし僕にとって そういうブッダの教えは、 (なんか綺麗すぎじゃないだろうか?) (そんな優しい考えでは

”瞑想修行終了!” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第6話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 6/4(瞑想修行その4)去った日本人が書き置きを残してたのを今日発見した。 僕がてこずったチベットの道。 彼も僕と同じく、 チベットの道を闇ルートでヒッチハイクで通過してきた人だった。 強い精神と高いプライドの持ち主だった。 そのプライドのせいで、 たまにネパール人と口喧嘩をしたりもしていた。 彼とは、カトマンドゥの町で1週間、 食事をしたり町を見学したりして行動を共にしていた。 手紙の内容を簡単に書くとこうだ。 「俺には

”瞑想修行開始” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第5話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 6/1(瞑想修行その1) カトマンドゥからバスでおよそ1時間。 山の斜面にたてられたお寺。 今日からここで瞑想の修行を開始する。 2000Mを越える高地。 気温は秋のように涼しい。 寺の入り口の背の高い門は閉じられ、 外部との接触は完全に遮断されている。 これで当分、 俗世間には戻れないというわけだ。 蛍。 夜になると たくさんの細い光の線が舞い、 その現れては消え、 現れては消えするオレンジ色の灯が、 木々のまわりを、楽し

”瞑想修行” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第4話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 5/31(瞑想修行へGO!!) ネパールの中央南部。 カピラスバトゥと呼ばれた王国。(現在はルンビニという名前の町に改名されている) 仏陀はそこの王子として生まれ育った。 仏陀が発見し、 ピッパラ(菩提樹)の木のもとで実践し、 悟りを開いたとされる瞑想法は、 2500年以上経過した現在でも、 たくさんの人達の間で実践さてれいる。 ヴィパッサナ これが、その瞑想法の名前。 自分の内面を観察することにより、 心に巣食う罪を取り除き

”火葬場” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第3話】雲と地平線の間

5/22(火葬場)パシュパティナートというヒンドゥー教のお寺に言ってきた。 寺に入ると、すぐ1人の男が、 声をかけてきた。 ガイドをしてくれるらしい。 少し歩くとすぐ右手に火葬場があった。 2体の遺体を焼いているところだった。 遺体を焼く時に使う薪の値段表(安いものから高いものまでピンキリ) 火葬場とは言っても、建物の中で焼くわけではない。 外で、 正方形の岩の上で、 遺体にござのようなものを被せて焼いている。 パチパチという音が鳴る。 白い煙が、右へ左へと風に揺ら

”ネパール到着、デモの影響は?” ~世界一周旅日記~ ネパール編 【第五章:第2話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 5/17(ネパール到着、デモの影響は?) 夕方 ネパール国際空港に到着 空港から、 首都カトマンドゥまでは車でおよそ40分強。 とりあえず、タクシーを探さないと。 タクシーをつかまえる際の、 値切り交渉は、頭の中でシミュレーションしていた。 多分最初は200ルピーくらいの価格を言ってくるんだろう。 こちらのはじめの言い値は100ルピー(170円ほど)でいこう。 値段交渉をして、 うまく120ルピーぐらいで折り合いをつけれたら成

”ギャップ” ~世界一周旅日記~ チベット〜ネパール編 【第三章:第11話】雲と地平線の間

これまでの旅日記はこちらをご覧ください↓ 1/6(ネパールという国)"ネパール" 5日前、 僕は、 中国チベット自治区から、 国境を越え、 ネパールへ入国した。 目が細く、 鼻が低い、 中国人やチベット人。 そんな国から、 ネパールへ入ったとたん、 色黒で、 目が大きく、 鼻が高い人達があふれる。 当たり前のことだが、 国境を越えた途端の、そのギャップに驚く。 ネパールの街並み ネパールの道は、 地肌むき出しのデコボコした道であり、 道の両脇に有刺鉄線がはられて