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壁にぶつかったらひと休み

覗きに来てくださりありがとうございます。
こんにちは。こんばんは。
翠-sui-と申します。


休職に入ったこともあり、最近はずっと休職日記を書いていましたが、たまには今まで通りの投稿もしてみようと思いnoteを開きました。

もし休職中のお話も気になったら休職日記をまとめたマガジンがありますので、気が向いた時にでもふらっと覗きに来てくだされば嬉しいです。

ただ、今回のお話は休職を通して気付いたことをお話しようと思っているので、休職日記に近いかもしれません。

休職を通して気付いたこと、それはタイトルにある通りなのですが、壁にぶつかったらひと休みすれば良いんだ、ということ。

今までの私は行き詰まった時、どうしようもない時、辛く苦しい時、「壁にぶつかったな…」と感じた時はとにかくその壁を乗り越えようと必死でした。「どうすれば乗り越えられるか、この状況を乗り切れるか」をずっと考えていました。

もちろん沢山たくさん考えて自分なりに行動して壁を乗り越えた時は「乗り越えられた…!」という達成感や乗り越えたことで得られた学びもあるのですが、壁にぶつかってエネルギーが少ない中で頑張り続ける訳なので疲労もあります。

今回も仕事での負荷やプレッシャーが増えていく中でうつ病が2度目の再発をし、どうにかこの壁を乗り越えようとしましたが、「行き詰まってしまった、これ以上どうすれば良いのか分からない」と絶望していました。

そんな時に主治医の先生から強く説得された“休職”という選択。

普段優しくて穏やかな主治医の先生に強く説得されたのでびっくりしたこともあって休職することを約束し、休職に入ったのですが、最初の頃は沢山の不安や葛藤、罪悪感がありました。

もちろん今も漠然とした不安や罪悪感はあるのですが、休職をして全てから離れ、ゆるゆるな日々を過ごすうちに「ひと休みすることも大切なんだな」と実感するようになりました。

有名な医師・日野原重明先生の本で

神様は乗り越えられない苦しみは与えられない。
そしてその中で逃れる道を与えてくださる。

『生きていくあなたへ』 日野原重明 著

という言葉があることを知り、「別の道を選択しても良いんだ」と思えたはずなのにいつの間にか「とにかく乗り越えよう」と必死になっていました。

私は“休む”ことが“逃げ”だとは思いませんが、“一旦ぶつかった壁から離れる”ために“休む”という“乗り越える”とは別の道を選択することは生きていく上で大切なことだと思います。

どうしても人は壁にぶつかると乗り越えようと頑張ってしまいますし、私も以前はそうでしたが、一旦ぶつかった壁から離れてひと休みするのも良いんじゃないかな、と思います。

ひと休みして「よし、この壁乗り越えられそう」という気力や体力が戻ってきた時にまた壁に向かって行けば大丈夫です。


今、行き詰まってしまった方、どうしようもないと絶望の淵にいる方、辛く苦しい中にいる方、今ぶつかっている壁から一旦離れてひと休みする、という選択があることをどうか頭の片隅にでも置いておいていただけたら幸いです。

壁を乗り越えられそうな気力や体力が戻ってくるまで温かい飲み物でも飲みながら一緒にひと休みしましょう。ここまで頑張ってきた皆様なら大丈夫です。自分を守れるのはご自身だけですから、どうか他の誰よりもご自身のことを優しく労わってあげてくださいね。

これを読んでくださってる皆様は沢山たくさん頑張られてきた方だと思います。頑張ってきた皆様が温かく穏やかな環境でゆっくりひと休みできますよう陰ながら祈っております。


最後までお読みくださりありがとうございました。


翠-sui-

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