- 運営しているクリエイター
#ワーキングマザー
初めてのオートクチュール②
ある夜、お声掛けをいただいて、わたしはマンガHONZというレビューサイトのレビュワーの集まる定例会に出かけた。とくべつな目的はなかったが、もちろん仕事のためだった。確固たる目的がなくても、できるだけ出かけて行って人に会う。どこに企画の種が転がっているかわからないし、どこで聞いた話がストーリーを産むかわからない。ゆるやかな24時間365日体制は、編集者の仕事の面白さのひとつである。
そこで、フラン
はじめてのオートクチュール①
1年間服を買わなかった結果、服を見る目が確実に肥えた。
さらに「1着買ったら3着捨てる」という決まりを自分に課すことにした私。
「さぁ春夏ものを買おう!」と意気揚々とユニクロに向かったが、欲しいものが何も見つからないという事態に陥った。あまりに悔しくて、意地になって欲しいものを探したが、やっぱり、風合いやかたちやサイズ感や、何かしらが気になって、購入まで踏み込めない。
更に困ったのが、リトル
1着買ったら3着捨てよう―①
新しく始めたことがあるので、シリーズ化してみようと思います。
クローゼットをさらに洗練させるために、しばらく、「1着服を買うごとに3着服を手放す」というのを実践することにした。いつまでやるかはとくに決めていない。
これもまた、にしぐち瑞穂さんのアドバイスである。
「クローゼットのアイテムの絶対数を減らしたいのですが?」
という質問に答えてくださった。
「買うときに自問自答するんです。それ
1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ④
ライフスタイルと死蔵服の行方私の職業は漫画編集者で、家では一歳男児の母。
しかも所属しているのは少年漫画の編集部で、部員はみんなカジュアルな格好をしている。ここで一人で着飾るのは、私の性格上なるべく避けたい。
現時点では、週7日のうち、5日はカジュアルな格好をしている。休日も子どもを預ける日以外は、ジーンズにセーターやTシャツで走り回っている。靴はほぼ、スニーカーかブーツだ。
文芸編集者をし
1年間服を買わないで過ごした私に訪れた驚愕の変化について ③
買い物のマイルールとTPO3,4ヶ月のチャレンジで、自分が無意識によく選んでいる服がいかに限られているかを思い知らされたわたしは、数カ月後のチャレンジ終了後の買い物ルールを一つ定めた。
それは、ヘビーに使った末に、ぼろぼろになってしまったアイテムを買い換える際には、1ランク上の質のものを買っていいというもの。
こうすると、よく使うものにお金を割けるようになるので合理的。新しいアイテムは残ったお