大人の旅支度

久々に二泊の出張へ。

国内出張だったのが、最終日、同行の同僚に言われた。

「行きから思ってたんですけど、杉田さん荷物少ないっすね」

「吉田兼好のようになりたいんで~アハハ~」

と変なギャグをかましてしまったのだが、あとから文脈を思い返すと彼は私の荷物の少なさを褒めてくれていたように思う。

喜べばよかった。反省です。

というわけで旅に持って行った服を書き出してみます。

①行き(というか着ていった服)

・柔らかい生地の細身ジーンズ

・紺の襟の詰まったノースリーブT

・水色のスタンドカラーのてろっとした素材の長袖シャツ(いまこういうのとろみ素材とかいうんだっけ?)

・カーキの薄手のワークジャケット

この日、東京はけっこう寒かったけど、出張先が南のほうだったので、3枚重ねて温度調節がしやすいようにしました。ジーンズはデザイン面ではすべてのトップスに合わせられることを重視、実用面では柔らか素材で飛行機やお座敷での食事に耐えられることを基準に選びました。ランドリーサービスを使うことも視野に入れたけれど、仮に何らかの理由で洗濯できなかったとしても、ノースリーブTを着ておけば汗がシャツに染み込まないので、2日目以降も不快感なくシャツを羽織れるかな、というのも狙いのひとつ。

②荷物

・白の短めTシャツ

・黒のノースリーブT

・ウエストがゴムの黒ワイドパンツ

・下着(ブラトップ+パンツを2揃え)

・靴下 黒と白を1足ずつ

ここでのポイントは寝間着と次の日の服を兼ねられること。響かない下着を持っていくことです。日本のホテルはほとんど寝巻きを貸してくれるけれど、浴衣か、ネグリジェタイプがほとんどですよね。わたしはおなかが冷えやすいので、寝る時はパンツが必須です。冬の寒い時期はヒートテックのタイツを寝巻き用にもっていくけれど、暖かくなってきたので、ウエストがゴムのワイドショートパンツを。これは便利で、そのまま外に着ていけます。万が一すごく暑くなったり、雨でずぶ濡れになったりした時には、ジーンズの代わりに日中履いても違和感のない優れものです。ユニクロのブラトップは、ブラとタンクトップあるいはキャミソールの役割を兼ねてくれるので旅行に持って来いだと思う。

③1日目の寝間着

・黒ワイドパンツ

・黒のノースリーブT

・ホテルのネグリジェ(長袖のシャツタイプ)

黒ワイドパンツがあったおかげで、お風呂あがりにさっとお散歩にいけてよかったです。

④2日目に着たもの

・ジーンズ

・黒のノースリーブT(寝間着そのまま)

・(鞄の中に)水色のシャツ→冷房のきいたところ用

トップスは寝間着のままでジーンズだけ履き替えました。冷房が強いところがあると心配だったので、水色のシャツを羽織れるように持ちました。

⑤2日目の寝間着

・黒ワイドパンツ

・白Tシャツ

・ホテルのネグリジェ

例によって。黒ワイドパンツのおかげで、夜中にさらっと散歩にいってきた。快適。

⑥帰る時の格好

・ジーンズ

・白Tシャツ

・(鞄の中に)カーキのジャケット

正直暑くなりそうだったので、黒ワイドパンツのまま帰ることも視野に入れましたが、東京に買えるので寒かったらやだなぁとやっぱりジーンズを履きました。同様の理由で、鞄の中にカーキのジャケットを持ちました。行きよりは東京の気温が高かったし、気分を変えたいのもあって、シャツをやめてこっちに。ほかの洗濯物はおみやげと一緒に宅急便で送りました。

ちなみに行きから帰りまで、足元はずっと、厚底タイプの薄いグレーのアディダスのスニーカー。

快適な出張でした。

合理的な旅支度を考えて、そのとおりに旅で洋服が着れた時の満足感ったらない!



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杉田千種
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