今日の読書〜アリス「さらば青春のとき」
子どもというか少年時代に憧れた方々の訃報に接することが多くなってきましたが、そんな中でも谷村新司さんはショックでしたね。
谷村さんはミュージシャンとしてもなんですが、それよりもラジオ•パーソナリティとしての存在がとにかく大きかったわけなんですよ。
中学生になるかならないかの時期に読んだ本を読み返してみました。
じゃ、行ってみよー。
・アリス「さらば青春のとき」(八曜社)
この本はアリスが「冬の稲妻」を出す直前に出した本ですから、当然リアルタイムでは知らなかった本ですね。
そもそもタレント本の存在すら知らなかった時期でした。
確か中学に入ってから買ったのかな?アリスよりも矢沢透さんとトークしているオフコース目当てだったはずです。
この本を出している八曜社はオフコースの「Three and Two」も出していて、その流れで買った記憶があります。
中学生の頃はアリスの音楽よりも谷村さん出演の「MBSヤングタウン金曜」を熱心に聴いてました。
ばんばひろふみさんと佐藤良子さんによる番組で「女性立入禁止コーナー」とかが印象に残ってます。空耳アワーみたいなことやってましたね、そういえば。
アリスよりもオフコースやチューリップを聴くようになったのはまだ小学校に通っていた頃です。書いているうちに思い出してきました。
谷村さんのラジオ番組はちょっとエッチでみんな聴いてました。
私の住んでいたところでは関東のラジオ局よりも関西のラジオ局の方がクリアに入っていたので、必然的にヤンタンリスナーになった私です。
谷村新司さんの名前で思い出すのは、坂崎幸之助さんのラジオ番組で「Love Love愛してる」(だったと思う)に谷村さんがゲスト出演するということで、坂崎さんに吉田拓郎さんが「坂崎、オレは谷村と仲良く話すことはしないから、お前が相手してくれ」(細かい内容は違うはずですが、大体こんなニュアンスだったはず)と指示したんですね。
で、収録に入って谷村さんの第一声は「僕ウ○コたれだったんですよ」
拓郎さんはコントのように椅子から滑り落ちて笑いながら一言「君、ホントに『昴』作った人?」と。
早い話、拓郎さんの目論見とは違った展開になってしまったわけです。
あれは面白かった。
・フリーマガジン「記憶の記録 LIBRARY VOL.1 featuring 谷村新司」
割と近年入手したフリーマガジン。アマチュア〜初期のアリスについての貴重な写真やエピソードが掲載されてます。
アリスのマネージメントからスタートしたヤングジャパンが発展して、アップフロントエージェンシーになり、モーニング娘。などを手掛けるわけですからね。
その間にはヤングジャパンは佐野元春さんなど様々なアーティストのマネージメントもしていたことを強調しておきます。
アリスが日本のロック、ポップスシーンに与えた影響は決して少なくないということは忘れちゃいけないのです。
谷村新司さん、ありがとうございます&お疲れ様でした。
ではまたー。