読書日記〜「新譜ジャーナル 1976年6月号」
部屋に山積みしてある雑誌の積み替えをしていたら、1970年代の「新譜ジャーナル」が入った袋が珍しく上の方にきてたので、久々に読むことにしました。
あれっ?この号については以前書いたかも?
でも気にせず書いていきます。すみません。
じゃ、行ってみよー。
・「新譜ジャーナル 1976年6月号」(自由国民社)
この号の表紙裏の広告はRCサクセション『シングル・マン』(とシングル「スローバラード」)だったのか。入手して何年後に気付くんだわし。
ちなみにこれは珍屋さんの立川1号店の近くにあった古本屋さんで入手した記憶が。
コンディションも値段も破格な買い物でしたね。一番大きいコイン1枚でお釣りがきたわけですから。
ちなみにこの号にはRCサクセションが『シングル・マン』ツアーのライヴに向けてのリハーサルのレポートが載ってまして、それがおそらく一番の売りになるのかな?
ちなみに個人的には「新譜ジャーナル」の1970年代のアンソロジーに再録されているので、素晴らしいけどありがたみは薄くなりましたね。
大滝詠一さんの記事は福生45Studioでの取材でして、ジューク・ボックスやスタジオの模様も写っているのが素晴らしい、と。
しかもセーターから覗くシャツは例の『ナイアガラ・ムーン』の裏ジャケットで着ていることのお馴染みのアレっぽいのでした。
りりィさんの記事はアルバム『オーロイラ』レコーディング時のもので、当時のバイバイセッションバンドのメンバーとの撮影なのでした。にしても、すごい顔ぶれ。
ガロのラスト・ライヴはモノクロ1ページというのが悲しい。。
この後の展開について触れてあるのが救いですかね。
カラーグラビアでは南こうせつさんの武道館コンサート、クイーンとニール・ヤングのライヴ、グレープの解散コンサートが掲載されてます。
これ見るとグレープもビューティフル・サウンズにカテゴライズされたんですなー。ちょっと意外。(注:ビューティフル・サウンズ〜当時、ガロやバズ、ブレッド&バターにオフ・コースなど、ソフィスティケイトされた音楽を新譜ジャーナルなどでそう称していました)
ニール・ヤングはモノクロ・ページにもインタビューが掲載されてますし、表紙にも名前が大きく出ているのは当時の日本での人気を物語ってますね。
遠藤賢司さんとツーショットの撮影したのはこの時期かな?
広告のページをチェックしていたら、鈴木慶一とムーンライダース『火の玉ボーイ』が。
昨日取り上げた『ムーンライト・リサイタル』の告知まで。音を聴いた直後だからか、より立体的に感じてしまうわけですよ。
そして、『ナイアガラ・トライアングルVOL.1』までもが。
大滝詠一の記事はこれに絡めてだったのかな?
発売記念コンサートについては全く触れていないけどね。
新企画として、林哲司さんが。「シンガー&ソングライターへの道」というページが。
作曲のパターンという見出しで、わかりやすくいうと作曲方法を教えていく感じですね。
ヤマハの仕事をメインにしていた時期なのかな?
ライブハウス情報のページには憂歌団が。素晴らしい。
但し、木村さんと内田さんのお二人しか写っていないのも偶然にしては。。
私が所有している「新譜ジャーナル」はそれなりの内容のものを選んでいるので、リクエストあればまだまだ続けますよー。
ここじゃなくても、XやインスタグラムでもOKです。念のため。
ではまたー。