マガジンのカバー画像

アゲサゲにっき

38
生きづらさ詰め合わせパックな「下がる人生アゲアゲ」のエッセイ。
運営しているクリエイター

記事一覧

外に出ること

暇は人を病ませるらしい。 病んでいるから、何もできず暇になるという面もあるけれど。 うつ…

生活保護で豊かに暮らす

豊かさってなんだろう。 豊かさと贅沢は同じじゃない。贅沢は主に物質的なことと紐づいている…

行動によって変えられること

うつだから起き上がれない。外に出られないと思っていた。半分は事実なのだが、逆のパターンも…

続けた先に見えること

本にまつわるポッドキャスト番組を1年半続けている。 最初の1年は、聞いてくださる方が少しず…

不調すべてをメンタル失調に結び付けない

メンタル不調に陥りやすい、いくつかの要素。 その頭文字を並べた「なつひさお」という言葉が…

性欲、回復。

抗うつ剤をやめたら、性欲が回復した。 年齢的に枯れはてたのかと思っていたら違ったらしい。 …

じぶんの居場所をつくる

あいつがやってきた。 うつである。 調子がいい日が続いて、もう治っちゃうんじゃない?くらいに思っていたのに、あいつは前触れなくやってくる。 寝床から起き上がれないまま1日が過ぎていく。 焦りと不安、被害妄想、幻聴と、不調のオンパレードだ。 家に一人でいると、どんどん孤独感がつのってしまう。 それでも、外に居場所があることで救われていた。 福祉の事業所に行けば仲間や、スタッフさんがいて、一人じゃないと思えたから。 ちょっと調子が戻った日に、少しがんばって通所してみた。

団子食べないと死ぬ妄想じじい

通常、統合失調症の人には病識(病気だと言う認識)がないから、現実と非現実の区別がつかなくな…

生活保護を抜け出したい

1日に10回くらい考える。 ・「仕事は何をされているんですか?」と聞かれるとき ・ スタバの…

生活保護受給者、京都を楽しむ

イベントに参加するために、東京から京都に行って帰ってきた。 うつになってから疲れやすくな…

笑顔のバリア

半年以上、カウンセリングを受けている。行き始める前には、カウンセリングを受ける意味なんて…

小さい一歩、最高

描いたイラストをアパレル商品にして、Amazonに出品した。 ※ 刺さる人に刺さるデザイン。よか…

社会に挫折?

福祉の事業所で仲良くなった人が、ぽつりと「自分は社会に挫折したんだよね」と言った。 深く…

生活保護を受けてよかった

生活保護を受けるまで(受けてからもしばらく)は 「生活保護を受けたくない・受けてはならない」と思っていた。 「受けたくない」は世間の目を気にして。 「受けてはならない」のは、すべて自分で何とかしなければならないと考えていたから。 でも今は「受けてよかった」と思う。 お金の心配をせずに治療に専念できる保護を受ける前、私はうつになっていて社会的な活動が一切できなくなっていた。心がぼろぼろ、歯もぼろぼろにだったのに病院へ行くお金もなくなっていた。 保護を受けるまでは「自分で