外に出ること
暇は人を病ませるらしい。
病んでいるから、何もできず暇になるという面もあるけれど。
うつを患い、満足に働けないでいる。
気力がないからといって家に一人でいると、どんどん思考が悪循環スパイラルに落ち込んでいくので、できる限り、福祉の事業所に通うようにしている。
今日は朝から気分が沈みがちだった。
文章を書くことが大好きだから、せめて好きなことをしよう、何か書こうと思うけれど、何も浮かばない。
書けない→自分を責めて落ち込む→余計書けない、という負のループに入ってきた。
しんどかったけれど、事業所に行くことに。
事業所に行くと、ある人が話しかけてきた。
ショートショートを読んでもらっていたのだが、感想を聞かせてくれたのだ。
情景が目に浮かぶようで、とても好きだと言ってくれた。
一人で物語を作っていると、何もない暗闇に向かってボールを投げ続けているような感覚になることがある。
投げたボールが返ってきたことが嬉しかった。
外に出ると、思いもかけない言葉で傷つくこともある。
でも、救われることもある。
読んでもらったショートショートをここにも置いておきます。
もしよかったら、読んでくれたらうれしい。
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