陽明学、やりたい自分、諦めない男、命を燃やしたい
COTEN RADIO 高杉晋作編 感想文
約20分ごとに分かれているのだが、タイトルを振り返るだけでもかなり面白い。
①吉田松陰のDNAを受け継ぎし幕末風雲児
②封建社会をぶっ壊す!明治維新序章
③リベンジ・オブ・関ヶ原の戦い―誇り高き超エリート長州人の誕生
④人生で大切な事は実践で学べ!陽明学に翻弄された男達
⑤獄中からの贈る言葉―吉田松陰との涙の決別
⑥留学費用で夜遊び三昧!?高杉晋作が上海で見た衝撃的な光景とは!?
⑦「諸君、狂いたまえ」高杉晋作の過激すぎる尊王攘夷運動
⑧一夜にして長州転落!そして奇兵隊爆誕
⑨長州オワタ\(^o^)/そして、その時歴史が動いた
⑩おもしろきこともなき世をおもしろく―高杉晋作の最期
西洋人と日本人の考え方の違い
フランス革命と明治維新の違いが、現在のヨーロッパ諸国と日本人の考え方の違いに繋がっている可能性が大いにある。
国民の基本的人権を訴えたフランス革命。王権が新たな王権を作るために行った明治維新。
結果、封建制(ヒエラルキーがある世界)のような考え方が今でも残る日本は、フランス人よりも上の立場の人に従う考え方が根付いている。
「困った」と言うな
「困った」と言う事で、人は考えをやめて思考停止にいたる。だから、困っても困ったと言うな。
高杉晋作はそう教えられて、教えを守った。
松田松陰という素晴らしい先生
松陰は先生となって生徒に教える事は出来ないと言った。彼は松下村塾の事を仲間と一緒に学ぶ場と考えていた。
個人個人の良いところを見つけ、個性に合わせて引き出していく。
色んなタイプの先生が色んな形で私に影響を与えているので、一概にどのタイプが良いとは言えない。だけど、こういったタイプの先生と出会う事ってどれだけ喜ばしい事だろう。
私の変な部分を認めてくれた人がいたから、自分で進む道を決めて歩いていきたいと思えるようになった。
出会う人に恵まれる事で人は喜び、その人らしさが引き出される。
陽明学と朱子学
行動してから考える陽明学と学びきってから行動するべきと考える朱子学。
(現在の中で事実を学ぶ陽明学。全ての原理原則は歴史にあると考える朱子学。)
人によって向き不向きがあると思う。私は陽明学向きの考え方だ。
風俗に税金をつぎこむのもまた人生
税金を使い込むのは間違いなく悪い事。だけど、風俗に通うのも悪い事ではないと思う。人それぞれ。
みんなが諦めた中、一人諦めなかった男
絶望的な状況に追い込まれた長州藩。そんな中、諦めなかった男がたった一人。無計画で始めたクーデターが(伊藤博文や山縣有朋など)周囲の人をを巻き込んでいき、成功へ。
皆からできないと言われても、一人の思いと行動が世界を変えていく事もあるという事実。
あるべき自分とやりたい自分
晋作の父が望む息子像と晋作自身のやりたい自分が異なっており、悩み苦しむ晋作。
厳しいし、よく怒る父が自分にとってうざくても、父の行動がその後の成功の要因になる可能性もあるという事例。
自分が何者か証明するために、命を燃やす人々
私も自分が何者かに興味がある。そして命を燃やして生きている感覚も大好きだ。ライブに出演したり、ライブに行く。歌を歌ったり、踊ったり。
自分を知りたいし、熱狂できるものを見つけたい。そして一部の人には認めてもらいたい。
最後まで読んでもらえて嬉しいです