創作資料のはずが、眺めるだけでエモい
頭の中にあるものを、可視化するには
他人に伝わるように言語化する必要がある。
そのために、辞書や辞典などを手にする人が多いと思う。
(主語が大きいですが……)
私は、そう言う目的で本を買うことがあります。
ただ最終的には「眺めて満足」なんてことに、なっていることがある。
その中の1つ。眺めるだけでエモい本
新たな表現は、古語から生まれる!
と、帯に書かれているキャッチフレーズの通り、
古文(万葉集など)や近代文学からの引用などから厳選…。
奥ゆかしさ満載な内容です。
だが、しかし。
「好き」と「創れる」は違う
と、言うこと。
創作されている方は、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
私は、何度もあります。
もちろん、ネーミング辞典と呼ばれるものは
ファンタジー世界では手に取る機会が多い、はず。
だが「言葉の辞典」と言うものは、使うタイミングがむずかしい。
使いたくても「世界観」に「合う」「合わない」が出てくる。
しかしながら
眺めるだけで、エモい気持ちになれる。
奥ゆかしい人間になれた気がしてくるから不思議。
脱線ばかりしてダメだな…と落ち込みそうになるが
「文章を書くなら、読書」とも言われているので、
「眺めるだけでも良し」と、私は考えるようにしている。
ただ、厳選された1654語は、心震わすエモいがいっぱい。
私には使いこなすことはできないけれど
とても良い本だと思います。
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