読後感想 「反三国志」を読んで
こんにちはmanamiです。
もうすっかり夏終わっちゃいましたね~
今年は個人的に、中国古典長編小説祭りでしたw
という訳で中国古典長編小説第二段w
一番最後に相違点をまとめています。これから反三国志を読もうと思っている方は、ネタバレになっていますので、閲覧ご注意をw
読むキッカケ
何かの本か、ネット検索で三国志の真実の歴史はこっちだぞ、の別バージョンがあると知り、長編小説&紅楼夢を読んでる最中でしたが、どうしても読み始めたく、紅楼夢と同時進行で読んでみました。
内容
いわゆるマンガなどでも有名な三国志。その元は「三国志演義」。
反三国志の著者は、北京で「三国旧志」という古い一冊の書物を発見し、あまりにも内容が違っており、著者はこちらが本当の歴史なのではないか、と。
三国志との比較という意味も込めて「反三国志」のタイトルにした、とのこと。
三国旧志は前半部分がなかったため、徐庶のお母さんが欺かれて許都にはいった部分からの物語となっています。
感想
著者は、この反三国志が本当の史実に基づいた歴史書ということで書いてますが、あまりにも三国志と内容が違うので、読み終わって、本当の歴史はどちらだったのだろう、と考えてしまいました。
どの部分が大きく違うのか、というと、あまりにも多数相違点があるので、なにから記載すればいいか分からないくらいw
大きく表現するなら、三国志は漢が悪く書かれているが、この反三国志は漢を中心に、めでたしめでたし、ハッピーエンドになっている内容です。
映画なら、さぞかし見終わった後に楽しい気持ちになる内容です。
三国志に興味がある方には、こんな別バージョンもあるのですよ、という意味でも、ぜひ読んでいただきたいです。そしてどちらが本当の史実なのか相応を膨らませてほしいです~
相違点
この先は、三国志との相違点が記載されてます。読みたい方のみどうぞ。
細かい相違点は多数ありますが、特に私が驚いた大きな相違点は
・孔明が死ぬとき、関羽も張飛も劉備も誰も死んでいない!
・蜀(漢)は魏、呉を最後には滅亡まで追い込む。
です。
え?どうして?
あれ?って思うこと多数です。
反三国志を読んで、次、吉川英治さんの三国志をまた、読み始めよう、と思ってますw
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