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躁うつガイドブック

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躁とうつの波にゆられながら。
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2023年6月の記事一覧

1年越しのタイムカプセル

1年越しのタイムカプセル

最近、noteを途中まで書いてみては、話が果てしなく長くなりそうになり、力尽きて投稿しないパターンが多い。笑

毎日投稿はできていないけど
気ままに続けていきたいな〜。

そんな今日はタイムカプセルを開けた。
実際にタイムカプセルを開けたわけではなく、過去の自分のインスタの投稿を見返してみた。そしたら、タイムカプセルを開けた感覚になった。ちょうどその時も、長いうつ期を抜けて、上がってきたタイミング

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週1回の楽しみなこと

週1回の楽しみなこと

週に1回楽しみがある。
それは彼と電話することだ。
昨日ちょうどその日で電話した。

帰省してすぐの頃は、もっと頻繁に電話をしていたけど、だんだん間隔が空いて、今は週一になった。声をきくだけで嬉しくなる。と、同時に"離れてから気づく大切さ、存在の大きさ"を痛感している。

一緒に暮らして、毎日顔を見ることが日常になり、それが当たり前になっていた。いるのが普通になっていた。当たり前じゃなくなってみて

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一歩ずつ前に

一歩ずつ前に

昨日は約1ヶ月ぶりの通院日でした。
帰省して初めて通院した日は、まだ寒い2月でした。1人で病院に行ける状態でもなく、話すことすらできず、母に付き添ってもらって行ったことを思い出しました。あの時はうつ状態からぬけるイメージがわかず、ずっとこの状態が続いていくと思っていました。

今は1人で病院にもいけて、主治医と話せているし、無理だと思っていた仕事にも行くことができている。一歩ずつ、ゆっくりだけど進

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うつ期に少しでも身体が動かせるようになったらやることリスト

うつ期に少しでも身体が動かせるようになったらやることリスト

今は倉庫で棚入れのお仕事をしています。
商品を棚に次々と入れていくシンプルな作業です。

基本的にやることは同じなのですが、部署が変わる日があります。Aの部署は、棚が自動で動いて目の前にきてくれるので、その棚に入れていきます。自分が動く範囲は狭いです。Bの部署は、商品を積んでカートを押しながら空いている棚を見つけて入れていきます。ひたすら歩きまわります。

ある日、時間の感覚が全く違うことに気づき

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うつと海に潜ることは似ている

うつと海に潜ることは似ている

うつ。内なる自分との自己対話。周りの人や情報を遮断し、静寂につつまれる時間。それは、深く深く潜っていくスキンダイビングみたいだ。

私は4ヶ月前まで島暮らしをしていた。
よく海に行ってはスキンダイビングをしていた。一息で深く深く潜っていく。深い青色につつまれた世界がなんとも心地よかった。聞こえるのは水の音と、自分の呼吸の音だけ。ただひとりで深く深く潜っていく感覚が、うつのときと似ている。

うつは

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うつとは生まれ変わりの儀である

うつとは生まれ変わりの儀である

"うつは生まれ変わりの儀"

歩いていると、ふと、そんな言葉が浮かんだ。そうなのかもしれないなぁ。うつになると周りの情報や人との関わりも遮断する。1人きりになって、ひたすら自分との対話が行われる。自分の内側にしか意識が向かない。そして、うつが明けると生まれ変わったような新鮮な気持ちになる。視点が変わる。

『うつは生まれ変わりの儀』
このことを思い出してうつへの認識が変われば、苦しみは少し和らぐの

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絶好調としか思わず、本人は気づかない躁状態について

絶好調としか思わず、本人は気づかない躁状態について

坂口恭平さんのTwitterで客観的に躁状態をみることができて、こんな感じなのか〜と勉強になります。うつにはぱたりと更新が止まり、うつ明けしてから更新が急激に増えます。ご本人もとっても楽しそうです。リアルタイムでのせてくれて、本当にありがたいです。

本当そうなんですよね。躁って。
言葉や想いが溢れでてきて仕方なくなります。それを表現したくなります。私の場合は、インスタのストーリーが止まらなくなり

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80%までの力で生きていく

80%までの力で生きていく

最近は気分が上がりもせず、下りもせずちょうど真ん中を安定して生活できています。
次くるのはおそらく躁です。急上昇を避けるためにも、躁を緩やかにする工夫が必要です。

そんな時、一冊の本に出会いました。
まず、タイトルからしてどんぴしゃです。

調子のいいときにこそ、調子にのりすぎない

これ、めちゃくちゃ重要だなと。躁だとどうしても調子にのってしまうんです。何でも出来る気しかしない、万能感と自信も

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人生は持久走なのかもしれない

人生は持久走なのかもしれない

こないだ書いたnoteを見返したら
ふとこんなことを思いました。

"人生は持久走なのかもしれない"と。

躁のとき、もっと早く走れるんだ!と自分を過信して全速力を出します。猛ダッシュし始めます。ただ、それは長くは続きません。猛ダッシュした分だけ、動けなくなってしまいます。息が上がって、疲れて、足が止まってしまいます。あれだけ猛ダッシュしていたのに、一歩も前に進めなくなります。身体を休める時間が必

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等身大でいられる、そんな場所

等身大でいられる、そんな場所

noteにはうつのことや、死にたい気持ちがあったときのことも包み隠さず書けました。友達や知り合いとつながっているインスタでは、なかなかそこまで本当のことは書けません。

noteはそんな素直な気持ちを吐き出したり、自分を表現したり、等身大でいられるすてきな場所だなと思いました。一昨日と昨日と、はじめてコメントもいただいて、とっても嬉しかったです!!ありがとうございました!書いていてよかったです。

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人生を長い目でみること、忘れずにね

人生を長い目でみること、忘れずにね

今日が終わって、また朝がきて
明日を迎える。1年、5年、10年と、
人生はこれからもずーっと続いていく。

躁になると途端に
"人生一度きりだからやりたいことをやる"
"いつ死んでも後悔しないような生き方をする"
っていう気持ちが湧き出して、アクセル全開になる。今やりたいこと、今楽しいこと。目の前のことだけしか、考えられなくなってしまう。

でもこの考え方は躁鬱人の私にとっては
躁を加速させてしま

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うつから回復するまでにした7つのこと

うつから回復するまでにした7つのこと

私は双極性障害です。
今日はうつから回復するまでにしてよかった
7つのことを書いていきたいと思います。

1.環境を変える
(ストレス源から逃げる)

これが一番最初にしたことです。すぐさまストレス源から猛ダッシュで逃げることが先決です!!私の場合は仕事のストレスがどうにもならなかったので、退職し帰省しました。環境を変えなくても、ストレスがかからないように工夫したり、考え方を変えられたりすればいい

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