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アートセラピストのCPD(Continuing Professional Development)の記録

英国認定のアートセラピストである私が所属している職能団体はいくつかあるが、昨晩はその中の、BAAT=British Association of Art Therapists の講座に参加したのでノートすることにした。

英国認定アートセラピストは HCPC= The Health & Care Professions Council という英国の医療専門職の国家資格を認定し、質を管理する機関に登録をしなければならない。
CPD= Continuing Professional Development が義務づけられていて、常に自分の専門職の仕事の内容の向上のため勤めている。
私は昨年5月に2年間分のCPDレポートを提出したが、日本に移住してからずっと、さまざまなZoom講座やグループに参加し、文献を読み、症例を口頭発表をしてきた。次の段階は論文を学会誌で発刊すること。

今回のBAAT  のzoom講座はBAATの学会誌に投稿される論文をチェックするピアリビューアー査読者の養成講座だった。

多民族国家のイギリスなので参加者は名前から見てもそれぞれ違う出身国のようす。インドからの参加者もいた。シンガポール人のアメリカ在住のPhD student もいた。みんなもっと学ぼうとしている同志だなと思う。
ファシリテート役の学会誌の編集担当をしているスコットランド人のセラピストのなんと気さくで明るい事!この人の顔を見れただけでも参加して良かったと思う。

リビューをする際は、自分のバイアスをわきに置いて、客観的に同業者が書いた論文に出合う。constructive criticism で、その論文が、どのように改良したらもっとクリアーでわかりやすくなるのかチェックして、フィードバックしていく。

ボランティアであるピアリビューアーになることで、アートセラピーを学術的に発展させることに貢献できるという。自分自身の成長になる。そして自分が書く論文も上達できる。大学の教員でなくても、現場を持ちながら、アカデミアの一員となる。

私の場合、半年前から電車通勤の時間が長くなり、お尻が痛くて電車が嫌になってきた事情があり、2025年正月にふとnote投稿に集中することで気がまぎれるかと思い投稿し始めた。何でも書いていこうと思う。書く練習だ。CPD= Continuing Professional Developmentの記録にもなる。


2025年1月30日木曜日に開催のアートセラピーグループです


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