20230312 療養メモ 相談できる人がいることの幸せを感じる
日曜日。
自分のために時間を使いたい、そんなふうに思うのが普通だと思う。
しかし、今日はそんな貴重な時間を提供してくれた人がいた。
仕事のことについて、個人的に相談に乗ってもらったのだ。
本当に感謝しかない。
おかげさまで、色々と頭の中を整理することができた。
「自立」という言葉がある。
この意味について、すべてのことについて自分でできるようになることが「自立」だと思っていた。
しかしある時、そうではないということに行き着いた。
ある人から教えてもらったのだ。
「自立とは人に正しく依存することができることだ」
人は、一人では生きていけない。
それなのに、すべてのことを自分でやり切ることが正しいと植え付けられてきたのかもしれない。
これって、矛盾している。
その矛盾に気づかず、人に迷惑をかけないで生きていくのが素晴らしいみたいなふうに考えていた。
ところが、人類は「関係性の動物」とも言われている。
ヒトが人であるのは、まさに生物学的生存戦略として「関係を築く」ことによって、地球上で繁栄することにもつながったわけだ。
ならば、人とのつながりを持つということはどういうことか?というところをもっと考えないといけない。
そうすれば、自ずと正しく依存できるかどうかというのが重要になってくる。
ただし、「正しく」というのは、何が正しくて何が間違いなのかということについてはわからない。
だからこそ、より良いベターなものを探し続ける必要がある。
それが、哲学というものにあたるのだろう。
今日は、相談に乗っていただいたことで、自分の生き方について方向性を少し明るく照らすことができたような感じがある。
本当にありがたい。
そして、相手への感謝もそうだが、こうして相談できる相手と関係を持つことができるようになった自分をも褒めてあげたい。
そんな気分だ。
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