瞑想はHSPにとって最高のツール|自己超越瞑想がおススメ
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
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臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。埼玉県志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。
■テーマ
瞑想はHSPにとって最良のツール|自己超越瞑想がおススメ
◇ツイート紹介
今日のテーマにつながる私のツイートを紹介します。
【HSP, 1996, E.N.Aron, p.357】【瞑想を治療に使う】私はこの50年間、ほとんど欠かすことなくTMを日に2回やっている。瞑想には3つあり、①集中瞑想(禅)②マインドフルネス(自己客観視)③超越瞑想(TM、セブンテラス、アクティブ瞑想)
これはAron博士が1996年に世に問うた「HSP-Highly Sensitive Person」の翻訳本からの抜粋です。
p.357に「私はこの50年間、ほとんど欠かすことなくTMを日に2回やっている」とあります。
私もアクティブ瞑想を薦めていますので、ここでアクティブ瞑想がどのようにHSPに効いてくるのか考えてみました。その前に、まず瞑想の種類を整理しておきます。瞑想は大きく3つに分かれます。
■3つの瞑想
・集中瞑想
⇒禅などの、【精神を統一(集中)させる】もの
⇒静かな禅、動く禅
・マインドフルネス
⇒瞑想中に自分の呼吸、身体、思考を意識して、【瞑想後もそれらを見つめ直すこと】で、より自分の身体や思考に気づけるようにするためのもの
・自己超越瞑想
⇒TMやキリスト教のセンタリングの祈りなど。【可能な限り静かな活動レベルにこころが到達する】ことを目的とする。思考してもいいし、寝てもいい。脱力しながら自己を越えていくこと。
⇒TMの他には、セブンテラス瞑想やアクティブ瞑想(気のボール)などがある
■TMがHSPによいところ
・Aron博士は「50年TMをやってきて、どれほどリラックスしただろうか」と感想を述べています。「毎日楽しみにしており、このリラックスのおかげで、間違いなく以前よりいい人間になった」とも。
・TMはHSPにとってはおそらく理想的な形の瞑想である。
・TMとは?
メモ
他の瞑想を実践しているなら、それを続けるべき
・なぜ自己超越瞑想がHSPによいのか?(Aron博士はこの問いには応えていませんが考えてみました。)
⇒超越瞑想は、【可能な限り静かな活動レベルにこころが到達する】ことが目的です。HSPは刺激に弱いので、静かな活動レベルに入る瞑想がHSPにとっては平和を運んでくれます。
■アクティブ瞑想がHSPによいところ
ヒーリングを主体としたアクティブ瞑想(気のボール)は、【活動しながら静かな活動レベルに入れる瞑想】です。
⇒動く禅の在り方と近いのかもしれません。
⇒動くTMと言えるのかも?
⇒活動しながら静かなレベルに入るということは、HSPによいだけではなく万人によいことでしょう。
■まとめ:HSPは瞑想をして自己を調節することが必要
・瞑想には3種類ある
・自己超越瞑想がおススメ
・アクティブ瞑想がおススメ
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