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その一冊の佇まい

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読書は心の旅路、作者との時空を超えた対話、没頭出来る時間へ。
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記事一覧

凛として潤い。

60歳を超えているだろうか、 いや年齢は関係ない。 彼女は細身で白髪混じりのショートカット…

葉風弥七
9か月前
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きらめきの造形美、やすらぎのフォルム

その姿、佇まいを見るだけで至福。 使い勝手や実用性だけでは どこか寂しいのです。 もう一歩…

葉風弥七
1年前
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常にツイています。

幸運なツイてるエピソードです。 その1 秋田の銘酒「雪の茅舎」は僕の大好物。 横浜市内の食…

葉風弥七
1年前
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「本買へば、雪の暮」

去年の暮れからこの2ヶ月で 本を15冊買っていることに 先程気が付きました。 普段は月に5冊程…

葉風弥七
1年前
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新書本のひと

この5年くらいでしょうか。 毎朝午前6時の東京駅、山手線のホームで 同じ車両に乗る彼は、いつ…

葉風弥七
1年前
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ちょっとMyself

自分の潜在能力などについて 自分ではわからないことは多々ある。 自分ならではの思い込みもあ…

葉風弥七
2年前
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ドロドロからサラサラへ!

今、勃発している戦争。 会社、職場でのいざこざ。 家庭内でのいさかい。 地域内での争い。 感情のもつれ、執着心、ドロドロ。 我が愛読書「ありがとうの奇跡」を 僕は何度読み返しただろう。 誤った方向にいきそうな自分を この良書に何度救われたことか。 本書に親鸞について触れた箇所がある。 過剰な正義感や使命感を諌めており 「弟子を作り変えない」は、 現代のビジネスパーソンに刺さる、 上司たるもの肝に命じたい名言だ。 今、まさに浮かび上がらせたい言葉。 人は、もっとラクに

自分磨きは永遠のテーマ

多摩大学名誉教授の田坂広志氏は著書 「なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか」 (PHP新書)…

葉風弥七
2年前
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梯子の段の語り部たちへ〜書棚から2

狭小のわが家の、更に狭き自室の、 それにしては少し大き目の書棚。 この約30年間、わが愛読書…

葉風弥七
2年前
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見栄と本音と〜書棚から

経営トップの方がこれまで どんな本を読んできたかを紹介する 主要新聞等の常設のコーナーがあ…

葉風弥七
2年前
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途方もなく果てしなく〜舞台袖から。

北京五輪で銀盤や白銀を舞う アスリートの方々には頭が下がる。 試合当日の精神的な重圧と 本…

葉風弥七
2年前
6

部屋のモノ=記憶のスイッチ

「人は裸で生まれてきて、 ゴミに囲まれて死んでいく。 そういうものではないでしょうか。」 …

葉風弥七
2年前
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孤高と孤独のはざま、人からの評価

周囲からの自分への評価や評判は 気になるものだろう。 例えば、職場で上司や部下からの評価…

葉風弥七
3年前
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熱々のココアでの心添え

あなたが喫茶店の店員さんで、 父親と来店している幼児のお客さまに 熱々のココアを運ぶとき、 なんとお声かけして、テーブルに置くか。 「あちゅいですよ〜、ココアでしゅ」 「こちらココアです。ごゆっくりどうぞ」 「はい、お待たせしました。ココアです」 「ホットココアでございます。  お熱いので、お気をつけてください」 勿論、正解はひとつではなく、 いやむしろ正解はないのだが、 店員として職業意識、 人としての気遣い、人柄は滲み出る。 ところで、いい歳をして恋愛小説など 読む