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ドロドロからサラサラへ!

「相手を変えようとか、
自分の目の前の現象を変えよう
と思っているうちは、
問題は解決しません。
宇宙には、もともと
「問題などない」からです。
「私」が「問題だ、問題だ」と
言っているだけかもしれません。」

「ありがとうの奇跡」(小林正観、ダイヤモンド社)

今、勃発している戦争。
会社、職場でのいざこざ。
家庭内でのいさかい。
地域内での争い。
感情のもつれ、執着心、ドロドロ。

我が愛読書「ありがとうの奇跡」を
僕は何度読み返しただろう。
誤った方向にいきそうな自分を
この良書に何度救われたことか。

本書に親鸞について触れた箇所がある。

「「人間はたいしたものではないんだ」
と思い切る気持ちが
 親鸞にはあったようです。
「自分はたいしたものじゃないんだから
自分のところに来ている人たちは
弟子ではなく師匠である」。
そう思っていたから、
弟子たちをつくり変えたり
しなかったし、自分の思い通りに
動かそうともしなかったのでしょう。」

「ありがとうの奇跡」(小林正観、ダイヤモンド社)

過剰な正義感や使命感を諌めており
「弟子を作り変えない」は、
現代のビジネスパーソンに刺さる、
上司たるもの肝に命じたい名言だ。

「憎しみや恨みというものは、
すべて「自分が正しい」と
思ったところからはじまります。
「善人と思い込んでいる集団」は、
常に闘いと争いを引き起こします。
もし、地球上が、
「自分は間違っているかもしれない」
「罪を犯しているかもしれない」
「たいしたものではない」と
思っている人間ばかりに
なったとしたら、
地球上から「争いごと」は
なくなるのではないでしょうか?」

「ありがとうの奇跡」(小林正観、ダイヤモンド社)

今、まさに浮かび上がらせたい言葉。

人は、もっとラクに楽しく、
サラサラと生きていいはず。
でも人は皆、自分勝手だ。
ドロドロの執着心が自分を苦しめている。
血液もドロドロとなり健康に良いはずない。

「自分は絶対に間違ってない」
「こうあるべき」を緩め、
使命感を解き放って、
しこりを捨て去るところから、
ドロドロからサラサラへの
Make it betterは始まる。

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