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習い事?塾?令和の子供が忙しすぎる件

「今日どうだった?」

「すっごく楽しかった~(≧▽≦)!!」

とある休日。

先月、地域のイベントで参加した「合気道体験会」がとても良かったので、更に踏み込んで、実際に合気道の教室で再び体験をした日の帰りの事だった。

長男(小1)も、次男(年中)も、とても楽しそうに参加していたので、親としては「入会しても良いかもしれない」と真剣に考えていた。

ところが…である。

「じゃぁ、通う?」

「いや、通うのは…」

長い沈黙の後に

「通わない」

と急にトーンダウンした長男。

え?あんなに楽しかったのに?


合気道とは何をするのか?


そもそも私は合気道がよく分っていない。
2回体験の様子を見たものの、未だに何となく…である。

そんな「よく分らない」合気道のどこに惹かれたのかと言えば
・正しい姿勢
・強い心
を繰り返し伝えられる、その道場での様子だった。


過去に何度も書いているけど、子供の姿勢の悪さがとても気になっている。

フォローさせて頂いているしんちゃんさんの記事の中にも
スーツをカッコよく着こなすポイントとして「姿勢が大切」と書かれていて大いに納得した。

うん、そうなんだよ。
スーツの後ろ姿、背中が広く真っすぐだとやっぱり素敵なのだ。

将来、子供がスーツを着る人になるか?はさておき。

合気道の先生が
「背中が曲がって狭い視野で歩いてる子」よりも「背筋がピンと伸びて胸を張って歩いている子」の方が、変質者等に襲われにくいのではないか?と話していて、思わず納得してしまった。

確かにそんな気がする。

中身がどうであれ、胸を張って歩いてる人って素敵なのだ。

余白のない子供


子供は合気道の体験をとても楽しんでいた。

特に長男は2回体験してるので、先生からも「前回よりも良くなった」と褒められた。
更には道場に通う子供達ともすぐに仲良くなったし、同じ小学校のお友達が通っていたり「通いたくなる要素」が満載だった。

それなのに「通いたくない」と言う。


私は日を改めて理由を聞いてみた。

すると「遊ぶ時間がなくなるから」と言う。


長男の1週間のスケジュールはこんな感じだ。

〈平日〉
週3日 → 民間学童(オールEnglishが売り・結構高い)
週2日 → 学校併設の学童(無料)
〈土曜〉
体操・プール (次男と時間が違う為、半日がかりで外出)
〈日曜〉
フリータイム(体操の振替、地域のイベント等が入りやすい)

幸いにも合気道は平日1日と日曜のどちらかを選ぶ事ができた。

平日1日は民間学童とは別の曜日だったので、そこに合気道を入れるか、唯一のフリーである日曜日に入れるか…と、親は考えていた。

でも長男に言わせると
「学校併設の学童で遊ぶ日を減らしたくない」との事だった。

日曜日も、「朝からどこかへ出かける」という行動が取れなくなることを非常に危惧していた。


親からすると、学校併設の学童は「他に行く所がないから入れてる」程度の場所だったけれど。
子供にとっては「学校の友達と遊べる貴重な時間」なのだ。

勿論、学年が上がるにつれて利用する子が少なくなるので1年後どころか半年後位には「行きたくない」と言い出すかもしれない。

そう考えると、小学生の放課後事情は1年毎にメンテナンスが必要そうである。

選択肢多すぎ問題


小学校に上がってから、あまり保護者同士で話す機会がないので周りの実情がイマイチ分からない。

だけど、数少ない数人の保護者さんを思い浮かべると結構極端である。

①全く習い事をしていない。まっ直ぐ帰宅。
②週1程度の習い事&平日は毎日学童。
③学童利用なし。平日は毎日習い事。

よく見ると、近所の公園で遊ぶ子供達の中に「あの子、毎日いるな」って感じの子もいる。

ここに、あと1,2年もすると「中学受験に向けて通塾開始するのか?」みたいな問題も顕著に出てくる。

シンドイ…。

正直、現時点でシンドイのだ。

あと1,2年経ったら何を思うのか想像もつかない。


「どれも良く見える」というのが正解だし、実際に「どれも良い」のだろう。

イマドキ…とか、これからは…とか、そんな世の中の流行とは関係なく
子供本人が、何を楽しいと感じて、どうなりたいのか?を
冷静に見極められる親でありたい。

〈あとがき〉
この調子だと、3、4年生になっても「塾に行こう」みたいな事にはならない気がします。
塾の体験に行けば「楽しそう!」「やる!」と言い出すかもしれませんが、そんなに時間がないよねって事になりそうです。
そう考えると受験をするって大量の時間とお金を投下するワケで、やっぱり「どうなの?」って思ってしまうかも。
うーん。。。

今日も有難うございました。


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なんでもやってみる母
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