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夏休みの宿題は、〇の宿題?

「ねぇ、今日早く帰ってきて工作の続きやるって言ってたよね?結局やってなくない??」

「うーん、そうだねぇ」

「工作、いつやるの?」

「時間がある日にやるよ」

「いつ、時間があるの?カレンダー見て、いつできそうか考えようよ」

「うーん、明日考える~」



私だけがカレンダーを見つめて、モヤモヤ・ハラハラしている。

一方、この会話中、ずっとマンガを読んでいた長男(小2)。

思わずイラっとする。

そう、これは夏休みの宿題の話。


宿題に対する現在地


去年の夏休みは物凄く張り切って夏休みの宿題に取り組んだ。

自由課題までアレコレ手を出してみた結果、大変な思いと腑に落ちない点があった。

読書感想文800字は、親の作文にならざるを得ない。
子供の感想を上手く引き出せないし、引き出せても文章にする…となると親の介入が必須。

これって親のコンクール??

自由研究も、子供が自らテーマを決めてまとめる事ができないので同様。


その反省を生かして、日々「読んだ本の感想メモ」を書いたり、自由研究のネタ帳を作るようにしよう!

と、上記の記事は締めくくっていた。

でもさ、無理なんだな(笑)

まず、長男は「字を書く事」が嫌い。
家庭学習で取り組むプリント類も物凄く字が汚い。

これを「もう少し丁寧に」とか言っただけで機嫌が悪くなる。

「そのひらがな綺麗だね!」とかモチベーションが上がる方向に持っていってあげられれば良いんだけど、親のスキルと心の余裕が足りないので上手くできない(笑)

自由研究のネタも、本人が思いついていたけれど書き留める所まで誘導できずに終わってしまった。

今年は夏休みに入る前に、工藤先生がラジオで宿題について話をしていた。

その結果、私も「本人がやりたいと言わない宿題は強制しないようにしよう」という方針に変わった。

その為、自由研究、読書感想文、工作という自由課題は1点以上出せばOKなので、本人の「工作だけにする」という自己決定を尊重する事にした。

本来は「そもそも宿題とは…?」という所から問いたい所だけど。

宿題として出されている以上は提出しないと学校の中で「出さない子」「できない子」みたいな立ち位置になってしまう事もやっぱり懸念してしまう。

「いま」を生きる人たち


そんなワケで長男は自由課題は工作のみの予定だ。

2週間前位に夫と相談して、段ボールで貯金箱を作る事に決まり設計図もできた。

この工作は長男1人に任せるのは難しいし、段ボールで工作をするのは夫の得意分野。

だから2人揃ってる日にしか進める事が難しい。

ところが…である。

先週末は、比較的決まった予定がなかったにも関わらず一向に始まる気配がなかった。

土曜日。
何も予定のない空白の時間、何をしているか?と言えば。

夫→昼寝
長男→マイクラ or マンガ
私→ソワソワする(笑)


日曜日。
相変わらず私だけがソワソワしていたので、夫に今日こそ工作を進めた方が良いのでは?と促している最中。

長男は友達に呼び出されて、遊びに行ってしまった。

結局この日も夜にほんの少し作業を進めて終わってしまった。

予定を立てる所からが宿題?


まだまだ夏休みの「おでかけ」の予定等は、長男の意志とは関係なく親主導で入る事が多い。

習い事、友達と一緒に出掛ける、実家へ行く…。

その「固定」の予定がない空白の日と言うよりも「空白の時間」に、どうやって進めるのか?

時間に余裕はあるのか?

これ以上遊びの予定を入れても大丈夫なのか?

そういう見通しが立たないと、落ち着かない。


だけど、「落ち着かない」のは私だけって言う( ;∀;)


子供は「目の前の楽しい事」しかやりたくない。

気分が乗れば工作をやる日も勿論来る。

だけど、その「気分」が

・時間のある時
・夫もいる
・友達の誘いが来ない
・マイクラの1日の制限時間を超えている

という条件が揃ってる日に来るとも限らない💦


計画を立てる所から一緒に取り組みたいけれど…。

果たして長男は今日、「一緒に計画を立てる」に乗ってくるのか?💦

やっぱり「夏休みの宿題」って「親の宿題」じゃないか?


<あとがき>
まだ長男が未就学児だった頃に、ラジオで「夏休みの宿題代行企業がある」という話を聞いて「そこまでして??」と物凄く驚いた事があります。
単純に親が関わりきれないからなのか?
又は受験生で夏期講習が忙しいのか?
いずれにしても、「そもそも宿題は必要なのか?」という事について皆で考える事が必要だよな~と、つくづく感じます。

今日も有難うございました。

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