見出し画像

ヨンデミー!のリアルイベントで、自分・再発見。

「『はれときどきぶた』の後ろに、そんな良い事が書いてあったなんて知りませんでした。本を隅々まで楽しまれている事がよく伝わってきました。」


日曜日、私は銀座で開催されたイベントに参加していた。
そのイベントの1コーナーで、私は前に出て自分の読書に関する体験談を話す事になった。

私の話を聞いた後に、主催者の方が感想を言って下さった中で「本を隅々まで楽しまれている」と言って下さった。

そうか。

私はこのイベントを存分に楽しんだ。
そして自分についての再発見が沢山あった。

紹介したい本がいっぱい


7月から受講している、オンライン読書教育ヨンデミー!のイベントに参加した。

どんな事をするのか?とか特に分からないままだったけど、単純に「子育て中」「読書好き」「読み聞かせしてる」人の集まりは面白そうだな~と思い参加をする事にした。

事前の連絡で、下記のテーマで他の保護者さんにお薦めしたい本を聞く…との事だった。

①子育てに関する本
②親子の思い出の本
③自分の好きな本

私は家の本棚をウロウロと歩き回って、選書をした。

あれも紹介したい、これも紹介したい。
どのテーマも1冊に絞れない!!!

本を選びながら、めちゃくちゃワクワクしてきた。

とても温かい


イベントのプログラム2番目で、早速自分が前に出て話す番がやってきた。
何故自分が「前に出て話す」事になったのか?は正直よく分らない(笑)

メールで事前に「おうち読書に関するエピソードを話してほしい」ご連絡を頂き、面白そうなので二つ返事でOKした←単純。

原稿を作ると逆に緊張する気がしたので、紙にいくつかのエピソードをピックアップして会場の雰囲気を見ながら話す事にした。

イザ話し始めると、皆さんとても温かい方ばかり。
会場の保護者さん、オンラインで参加した保護者さん、ヨンデミーにスタッフさんまで大きく頷いたり、笑ったりしてくれてとても有難かった。

調子に乗って、話そうと思っていたエピソードは3つ位話し忘れた。

グループ内で、おススメの本をシェアした時も、それぞれが持参した本が全く被らず、みんな「初めて見た」「写真撮って良いですか?」と発見が多かった。

中には私と同じように、小学校で「読み聞かせボランティア」をされている方もいて、選書の話など大変勉強になった。

リアルなイベントだけど、noteの延長の様にお互いの日常や学校での様子を何も知らない人同士が「読書」というシンプルなテーマについて話し合う場所。

普段、小学校や保育園のママとは「子供の読書」について話す事なんて殆どないので、思う存分「本」について語り合える場はとても楽しかった。


むしろ私がインタビューしたい


ヨンデミー!のスタッフさんは、恐らく全員が20代。
更には現役大学生も多く、当日司会進行をしていた方もそうだった。

グループ毎のフリートーク中に、会話に入って下さったので私の方からスタッフさんに思わず「誘惑の多い時代に読書が好きでいられた理由」を聞いてしまった。

だって、現役大学生という事は「物心がついた時からスマホがある時代」を過ごしているのだ。

私の様に「子供の頃はTVしかなかった世代」と違って、24時間スマホで友達と繋がり、YouTubeで好きな動画を見られる子供時代を過ごしている。

その環境下で「読書好き」にどうやって育つんだろう?
ついでに言うと、スタッフの皆さんは高学歴な方がとても多い。
この時代に、どうやって勉強と向き合ってきたんだろう?

更に、「高学歴→大企業就職」ではなく、起業という道を選んだ理由は何だろう?そういう人は増えてるのかな?

と、その日は聞かなかったけど聞いてみたい事が沢山あった。

結論・とても楽しかった

PTAと同じく、何か共通のテーマがある集まりはやっぱり面白い。

本を紹介したら「読んでみる」「面白そう!」という反応が即座に返ってくるライブ感も楽しかった。

別会場で開催された「子供向けイベント」も楽しかったようで、長男に「また開催されたら行きたい?」と聞いてみたら「行くに決まってる~!」とご機嫌だった。

YouTubeを開けば何でも無料で見られる。
動画を「見る」という行為はとてもラク。

この時代に「紙の本」という、コストもかかるし、物理的にも場所を取るモノに親しむというのは、時代に逆行している。
きっと、この先更に少数派になっていく。

その中で「少数派同士」が集まり、好きなモノについて話し合える場所は貴重だ。

そういう場所を、自分の子供でもおかしくないZ世代が作ってくれるなんて…。
何だか色々と感慨深く、面白いひとときだった。

〈あとがき〉
「はれときどきぶた」の最後のページ、読んだ事ありますか?
「あしたの日記を書こう」という、著者が書いたメッセージみたいなページです。
個人的には、ここのメッセージは必読です。
正直、まさに令和の子育てでよく言われているような事、工藤勇一先生の講演みたいな事が書いてあるのです。
この本が刊行されたのは1980年。その時代にこんな事を言う人がいたなんて!とある意味で衝撃でした。
是非、この本を見かけたら後ろを読んでみて欲しいな…と思います(^^)

今日も有難うございました。

頂いたサポートは書籍や体験に使わせて頂き、またnoteでお返しいたします!