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足跡で辿れるように君の上はらりほろり降り続ける雪 大嫌い 君に言えるこの口が嫌い わたし嫌…
輪郭はやさしく頷くだけだから 偽る 分からないままでいて 見慣れた景色であるほど終わりっ…
あの手紙の続きはもう書かないの 所在無さげに俯く便箋 来た道を戻っても帰り道にならない人…
キッチンはいつも君が居たからさ 僕が入っちゃいけない気がする もうにどと はなせないんだ…
涙と海は同じ味がするって知った わたしだけが見つけた夜に 自販機で110円のしあわせを買っ…
淋しさで思い出濡らす夜露より刹那に光る走馬燈にて 撫でる指 満たされる腕 揺れる頬 触れる…
