「猿の手」
怖い話がたまに読みたくなる
最初にその話を読んだのは小学生の時だった
全国的に小学生向けの推薦図書になっていた
本のタイトルは「帰ってきた死者」だった
この本がなぜ推薦図書なのか当時の私にはさっぱり理由がわからなかった
「推薦図書って怖い話の類が大体含まれてるよなぁ」程度の認識があったかなかったかだったと思う
内容はなかなかにして怖い話だった
なんといっても挿絵の画風が怖い
欧風で童話風のその絵柄が内容の怖さを倍増させていた
ついでに本の表紙も怖かったので読む前からかなり怖かった
随分と後になってからその話の元の話があることを知った
その元の話は「猿の手」という
1902年初出なのだそうだ
「帰ってきた死者」は「猿の手」を小学生向けに分かりやすくアレンジした本だったようだ
「猿の手」は今もなお名作として語り継がれているほどの怖い話の傑作とされている
どちらの話も死者が帰ってきたのかどうか怪しいが
「帰ってきた死者」はタイトルからして思いっきり死者が帰って来ている
小学生向けなのでそこは分かりやすく配慮してあるのだろう
やはり何がどうなっているのか分からないのは怖い
不安が不安を呼ぶ
そこらへんの記述が名作とされる所以なのでしょうね
「猿の手」もやっぱり怖かったですけど
小学生向けにアレンジされた「帰ってきた死者」も相当怖かったですわ
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