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【栄養素シリーズ③】たんぱく質とは?

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

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栄養素シリーズは糖質に続き、今回は3回目。

ダイエットをしている人であれば、必ずや聞いたことがあるであろう「たんぱく質」というもの。一体これはなんなのでしょうか。今回こちらを解説していきます。

○たんぱく質とは?

たんぱく質とは、アミノ酸が多数結合した化合物のことで、炭素・水素・酸素の他に、窒素やイオウも含んだりします。この結合のことを「ペプチド結合」といいます。

アミノ酸の種類や量、配列順序などによって、タンパク質の形状や性質、働きは変わってきます。

○アミノ酸とは?

アミノ酸とは、アミノ基とカルボキシル基をもつ化合物のことです。自然界には数百のアミノ酸が存在していると言われていますが、タンパク質の構成成分となるのはわずか20種類と言われています。

その中でも体内で必要量を合成することができない9種類のアミノ酸は「必須アミノ酸」と呼ばれていて、食事から摂る必要があります。

アルギニンは子どもにとっては必須アミノ酸

食品中に必須アミノ酸が1つでも不足していると、たんぱく質としての栄養的価値が下がると言われています。

アミノ酸は糖質や脂肪酸のように結合していて(ペプチド結合)、アミノ酸が2つ繋がったものは「ジペプチド」、3つ繋がったものは「トリペプチド」、さらに結合数が増えると「オリゴペプチド」、もっと増えると「ポリペプチド」と呼ばれ、数百個レベルで繋がったものがたんぱく質です。ポリペプチドとたんぱく質の境界線は特に決まっていません。

○たんぱく質の消化吸収

口の中でよく噛んで食べ物を小さくし、唾液と混ぜ合わせて食道に送ります。

胃に到達すると、強酸性の胃酸によってたんぱく質の構造が壊されていきます。その後、胃の消化酵素ペプシンにより、より細かい状態に分解されていきます。この状態のたんぱく質は先ほど申し上げたオリゴペプチドくらいです。

ちなみに、強酸性の胃酸が出るのに、なぜ胃の細胞は無事なのかというと、胃の表面は粘液によって胃酸やペプシンから守られているからです。また、胃の細胞はペプシンではなく「ペプシノーゲン」という物質を作っていて、これはタンパク質分解作用はありません。胃酸に触れるとペプシンに変わって分解作用を持つようになります。さらに、胃酸は食べ物を殺菌して腐敗や発酵を防いだりもします。

そして、十二指腸に入ると、膵液に含まれるトリプシンやキモトリプシンなどの消化酵素によってさらに細かく分解されます。

余談ですが、今まで糖質・脂質の消化を見てきましたが膵液は3つの栄養素全てを分解する消化液を出すので非常に強力だということが分かります。


そして、小腸では消化酵素ペプチダーゼによってさらに細かく分解され、ペプチド結合が失われアミノ酸となり吸収されていきます。

吸収されたアミノ酸は必要に合わせて組み立てられて、さまざまなタンパク質に再合成されます。

<たんぱく質の主な役割>
・身体のさまざまな組織の構成成分となる
・ホルモンや酵素、免疫抗体の原料になる
・糖新生(エネルギー源となる)


ということで、今回はたんぱく質についてみてきました。糖質と脂質との違いについて着目して頂けると幸いです。

今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。


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