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ギフトジャーニー

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ギフトは終わりなき贈与の旅
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2023年4月の記事一覧

隠岐島の異世界

隠岐島の異世界

島根の離島、隠岐の島にある異世界。
それが『ギフトハウスおきもち』という舞台だ。
ここにルールはなく、唯一大切にしている心構えは、“ギフトのお気持ち“で、後はお好きにどうぞである。ギフトハウスというコンセプトは、僕が勝手につくったコンセプトなので自由自在である。他のどこにも見当たらない居場所がここにある。機能としては、シェアハウスやゲストハウスなのだが、ギフトハウスには、値札がない。ルールもリーダ

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利他は自他

利他は自他

利他とは、仏教用語で、自己の善行の功徳によって他者を救済することであり、自利とは、仏道修行によって自分によい果報をもたらすこと。自分の成仏を目的とすることと辞書に書いてある。人は執着を手放すほどに楽になり、煩悩を解脱し悟りを開いて、死んだら、この世に執着を残さず仏と成す。

人間にとっての幸福とは、幸福を感じる知性があることだと帝王学を学ぶ講座で教わった。人間は言葉を習得し、分けて理解しようとする

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ゴールデンウィークを再定義する。

ゴールデンウィークを再定義する。

あと10日後に控えたGW。
ってかゴールデンウィークって何なんwと思ってChat GPTに聞いてみる。
最近、自分の中で〇〇って何なんwと問う遊びが流行っている。

多くの国民が一斉に旅行や帰省して大移動するゴールデンウィークは、果たして本当に“ゴールデン”なウィークなのか。祝日にわざわざ人混みにまみれ、高騰するチケット代やホテル代を払ってまでお出かけするのはどうなのか。それなら、どこにも出かけず

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タダあるがままを生き、タダで贈り人をする。

タダあるがままを生き、タダで贈り人をする。

隠岐の島にIターンして今日で早2ヶ月。少しずつ島の移住者や島に根付く人たちとの交流も増え、One Happy Islandを実現すべく贈与経済が巡る新世界をコツコツ根付かせながら、自分なりの島への恩送りとしてイベントやワークショップを企画している。仕事をしている感は無く、ただ楽しんで、楽しくてやっている。

人は満たされていると、生かされていることに感謝したくなる。感謝の感度があがると、ちょっとし

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ヒューマンフィッシング

ヒューマンフィッシング

生きてるって奇跡だし、死ぬのも軌跡だ。
昨日の夕方出逢いのキセキが起きた。

夕暮れとき気まぐれにオープンする猫尾カフェの店主をやっている。
店主といってもお店はもっていない。
最寄りのほとんど使われてない猫尾バス停から眺める夕陽があまりにも美しくて
一日の終わりに夕陽をみて、波の音に耳を澄ませ、香ばしい珈琲を啜れたら
とても幸せな気分になれる。ぜひそんな時間を誰かと共有したいと思って
居合わせる

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