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#140字小説『ママのひなまつり』/お題:ひな祭り/Xへポスト3/3

2024年3月にX(旧Twitterと呼ばざるを得ない)へポストした
140字小説を紹介します

※改行などは、Xへポスト時点より修正している場合があります。

『ママのひなまつり』

園庭のあちこちで雛人形を飾ったことを苦行のように報告し合っている。
女の子が欲しかった男三兄弟の母は羨ましくてしょうがない。
自分の雛人形も結婚を機に供養したし、縁遠くなった行事だ。
「これ、ママ」
息子が制作したお雛様を指さした。
「おうちでママのひなまつりをしようね」
だって……泣ける。

2024年3月3日作

◆3月3日は「ひな祭り」なので
 自主お題として創作しました。

3月3日の「桃の節句」に行われる行事。
紙で作った人形を川や海に流して、汚れを祓う行事がその起こりといわれるが、今でも「流しびな」として行う所があるそうです。
現在のようなひな人形を飾るようになったのは、江戸時代初期の頃からと
考えられています。

★Xのアカウント:想田翠/140字小説・短編小説 @shitatamerusoda
 #今日は何の日 タグを付けて、投稿(ポスト)したものです。

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◆同じく、Xにポストした140字小説を紹介した記事はこちら。↓

◆2023年の「ひなまつり」で創作した140字小説を含む3作品まとめ記事。
 1話につき30秒程度で読了可能だと思いますので、ぜひご一読ください。↓


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想田翠
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