走る前に足踏みの練習を!
今回のテーマはランニングでの足の接地です。
ランニングをしている方が割と悩むのが足の着き方。
つま先から着くのがいいのか
かかとから着くのがいいのか
足裏全体で着くのがいいのか
皆さんはどのように足を着いていますか?
意識的にやっていることが怪我に繋がるかもしれません。
今回のブログを読み、振り返ってみて下さい^^
姿勢治療家オススメは…
足裏全体です。
ただし足裏全体を同時に着くというよりも、足の中でもラグがあります。
中足部→かかとと足を着き、かかと→足先と離れていきます。
①足の真ん中で着く(中足部)
母趾球や小趾球などの少し後方で着くイメージです。
➁かかとを着く
中足部を着いた直後にかかとを着きます。
③かかとを離す
かかとからつま先と”切手を離すように”地面から離します。
*つま先でグッと蹴らない
ダッシュや切り替えしなどでは蹴るような瞬間もありますが、ジョギングやランニングなど何千、何万と幾度も繰り返すような運動では、足底筋膜炎、シンスプリント、アキレス腱炎などの怪我に繋がる場合があります。
つま先だけの接地は…
かかとが着かないように接地すると、足首を底屈位で固め続けます。
すると、下腿後面の筋肉は緊張状態を維持され、その状態で走りつづけると、次第に組織は硬くなり、アキレス腱やシンスプリントなどの痛みに繋がる恐れがあります。
かかとが着かないシーンは運動、スポーツの中に数多くありますが、ランニング、特に初心者の方はあまり望ましいカラダの使い方ではないでしょう。
かかとからの接地は…
からだの前方での接地になりやすく、地面に力を伝えづらくなります。その結果、加速力を求め、つま先でグッと蹴るような足の離し方になりがちです。つま先で蹴る動作を控えられれば、怪我のリスクは低下しますが、ランニングの速度低下が起こるので、難しいところです。
足裏全体の接地練習は…
足踏みか縄跳び。
足踏み(その場での駆け足)は上記の、中足部→かかとの接地、かかとを離地の順を意識して行いましょう。縄跳びも同様です。
中足部で接地するからと言って足の力を入れようとせず、極力足の力を抜いた状態で行って下さい^^
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