【短歌】オレンジを捨てるのは非で果汁100%のジュースを捨てるのは是か?

 食べ物を捨てるのはよくない、の食べ物の範囲ってどこからだろうと悶々。

 例えば、スープ。これは多分捨てちゃ駄目。具だくさんのタイプはもちろん、固形物が入ってないタイプのポタージュとかでも流しに捨てる人がいたら、きっとその人とは分かり合えない。

 じゃあジュースはどうだろう。口に入る液体という意味ではスープと同じだ。多分、捨てるよりは捨てない方がいい。でも、固形物を三角コーナーに捨てる時ほどの忌避感は無いように思う。

 世の中には「ビールかけ」なるイベント(?)があるらしい、という話も聞く。私はテレビも見なければスポーツにはほとんど全くと言っていいほど興味がないので、本当に話でしか聞かないが。でも、どうやらビールは人にかけて飲めない状態になる様子を公共の電波に乗せても許されるものらしい(それとも、「使用したビールはスタッフがおいしくいただきました」と注釈テロップが入るのだろうか?)。いや、多分許してない人も一定数いるのだろうが、少なくとも反対の声はそれほど大きくはない。

 多分、虫は殺していいけど犬猫は殺しちゃ駄目、みたいな話とも通じる部分があるような気がする。最終的には感覚の問題。倫理とは感情なのだとすれば、あそこで正しさを説いている彼も感情の奴隷だね。

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