【短歌】夢の中でだけ出会えた女の子 木枯らしの声で囁くあの子
たまに思い出す。幼稚園~小学生くらいの頃、熱を出した時に必ず見た夢のこと。
私は絵本の中の世界にいて、妙にリアルな飛行機が落とす爆弾から逃げるために、クレヨンの家に隠れる。飛行機は私の隠れた家を目ざとく見つけて爆撃する。別の家に逃げる。爆撃される。このとき、手を繋いで一緒に飛行機から逃げる女の子がいた。
幼稚園の年長から小学六年生になるまで継続して見た夢だけど、いつも「同い年くらいかな」と思っていた記憶があるので、夢の中の彼女も私と共に成長していたのかもしれない。夢