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無題

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名もない日常を、淡々と。
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2019年7月の記事一覧

無題 Act:3 『ボク達もする?』

唯「ミニスカートを穿いている女子高生が、下着が見えてしまうと恥ずかしいから、とスカートをおさえるだろう」
蛍「そうだな」
唯「ボク、それが納得できないんだ」
蛍「なんでだよ」
唯「だったら穿かなければいいんだよ下着を」
蛍「その理屈はおかしい」

唯「中学生から高校生になって変わったところってどこだろう」
蛍「想像つかんな」
唯「外見上だと、君は間違いなく身長が伸びたね」
蛍「ん、それは確かにそう

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無題"School Festival Rhapsody"-学園祭狂騒曲- (Movement:5)

蛍「おはよう」
舞「おはよー」
蛍「ふわぁぁ……眠い」
舞「昨日は眠れなかったの?」
蛍「そうでもないと思うんだけど……あれ、俺のご飯は?」
舞「え? 無いよ」
蛍「……え?」
舞「今日は大事な大会だもん。できるだけお腹は空かせたほうがいいよ!」
蛍「あ、そ、そうだっけな……ありがとう、俺のために」
舞「えへへ、どういたしまして♪」
蛍「は、ははは……」
舞「ふふふ……」
蛍(くそ、可愛いから許し

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無題"Summer Sunset Serenade"-夏休み昼夜逆転物語- (Movement:1)

唯「夏休みだー」
蛍「……」
唯「というわけでプールに行こう」
蛍「それはいいんだが……」
唯「どうしたんだい?」
蛍「なんでお前既にスクール水着なんだ? おまけにポニテ」
唯「楽しみだからこのままで着て来たんだ。髪は暑いから」
蛍「どうであれなんか上に着てこいよ……」

唯「プールはここから自転車で二十分くらいだね」
蛍「そうだけど、お前自転車は?」
唯「持ってきてないけど、ここにあるよ」
蛍「

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無題"Summer Sunset Serenade"-夏休み昼夜逆転物語- (Movement:2)

唯「おじゃまします。暑いから全裸になってもいいかな?」
蛍「他人ん家でいきなり脱ごうとするな」
唯「生まれたままの姿が、人間は一番美しいんだよ」
蛍「だからって脱ぐなよ。美しさなんて求めてねーよ」
唯「ボクは『暑いから』脱ぐんだ」
蛍「扇風機持ってくるから我慢しろ」

唯「あ あ あ あ あ あ」
蛍「扇風機で遊ぶな」
唯「ついついやってしまうよね」
蛍「宿題をすることになったわけだが、どうしてお

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無題"Summer Sunset Serenade"-夏休み昼夜逆転物語- (Movement:3)

唯「これで全部終わりかな?」
蛍「やっと終わったぁ~」
唯「ふふ、遊んでいたらついつい、宿題を後回しにしてしまったね」
蛍「終わってるやつが言う台詞じゃないだろ」
唯「さて、それじゃあ……ヤろう」
蛍「何をだ。スカートに手をかけるな」

唯「もう夏も終わるよ。何か過ごした証が欲しいな」
蛍「その流れで、どうして服を脱ぐ必要がある」
唯「それをボクに言わせるつもりかい?」
蛍「言わんとわからんだろ」

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無題-prelude[encore!]-

prelude 高校生になって、あっという間に一年が過ぎた。初めての終業式は恙無く終了し、特に何も大きなことは起きることなく、春休みに突入した。
 新たに二年生なるまでの短い休みの期間、ゆっくり過ごしたいものだ。

 穏やかな気温と共に俺はしばしの休暇を満喫していた。いつもは観ることのない平日の番組や、録画番組の消化など、普段学校に行っていれば間違いなくできないことを贅沢にもこなしていた。これを満

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