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とある大学生の学習記録 Day91 #自学自習はいい教科書がないと難しい #理系女子大学生のリアル
みなさんこんばんは。今日は気が付いたら時間が残り時間が少なくなってきているので、短めでお届けする塩中真夜です。昨日の決意表明から一夜明け、今日は前までよりは少し落ち着いた気持ちで取り組めたと思います。はじめましての方は自己紹介からよろしくお願いします。
文章を書くのは気を遣う
今日一日、ほとんどの時間をフランス研修の報告書を書くことに費やしていたのですが、報告書を書きながらこんなことを考えていました。
何が難しいって、報告書みたいなかしこまった文章だと、自分の思ったままにつらつら書き連ねるんじゃなくて、きちんと構成を考えて、ふさわしい言葉遣いを考えて、書きあがったものが伝わりやすいかどうか、もっと盛り込むべき情報がないかどうかと手直しを加えないといけません。研修で知り合ったフランス人の子ともそういう話をしたのですが、ただ単に敬語を使うんじゃなくて、フォーマルな文章に相応しい表現・言葉選びを身に着けるのって難しいですよね。
今はバイトをやめているので書く機会はあまりないのですが、前期にバイトをしていた時はたびたびバイト先の社員さんにメールを書く機会がありました。その時、ビジネスメールの書き方がわからなくて、とても苦労した記憶があります。ひと通り定型表現や言葉遣いを学んだあとでも、気を抜くとすぐに、丁寧さに欠ける文章を書いてしまうので、毎回送信前に10回くらい読み返していました。
改めてこのことを意識するきっかけになったのがIELTS対策です。IELTSのライティング対策用の参考書を購入して読んでいたところ、アカデミックな英文では短縮形は使わない、接続詞でも使うべきでないものが多い、この表現は口語的だから避けるように、などと細かく書いてありました。そのどれもがきちんとは教えてもらったことのない内容ばかりで、英語圏の人たちって、こういうのをどこで学んでいるんだろうとふと思ったんです。
それで、自分は日本語なら固い表現をできるのか?どこで学んだのか?と考えてみたところ『とりあえず大量の文章をインプットして、状況に合わせてそれっぽい言葉を感覚で選んでる』ことがわかってきました。ハルシネーションを起こさないAIみたいなもんです。AIも大量の文章を読み込んで、人間からのフィードバックを受けて軌道修正していくじゃないですか。あれと同じです。
何もここでは『人間とAIってあんまり変わらないよね』という話をしたいわけではないのですが、私は経験で学ぶのは間違いは少ないけれど、その分効率が悪いやり方だと思っています。言語学習ってすべてをマニュアル化して教えられるわけではないと思うんですが、もとになる知識がないと経験から学ぶのってとても難しいです。スポーツみたいに感覚で身に着けるものですら、はじめは正しいフォームとかを頭で理解してから実践するじゃないですか。もしかしたら最低限の文法や単語の知識が、フォーマルな英文を書くための前提知識となっているのかもしれませんが、なんでしょう……もう少し、手本となる文章が英語学習でも見つかればいいのになと思いました。
そろそろIELTSの考察noteも書かないとと思った塩中真夜でした。また次のnoteでお会いしましょう。
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