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とある大学生の学習記録 Day82 #フランス研修現地編 その6 #フランスの電車が色々緩い話。もっと厳しくしなくてええんか…… #理系女子大学生のリアル
みなさんおはようございます。昨日は体調不良でしたが午後には立て直し、ルーブル美術館を訪問してきた塩中真夜です。ですが、今日はルーブルの報告……ではなく、フランスの電車の話をしようと思います。初めましての方は自己紹介からよろしくお願いします。
電車があまりにざっくり過ぎる話
電車の乗り降りがざっくり
前のnoteでも書いたのですが、電車の扉はほぼ全て手動です。前の時はボタン式の扉の写真しか載せられませんでしたが、いい写真を撮れたのでレバー式の電車の扉も載せておきます。
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これだけでもかなりビックリなのですが、どっちの扉でも電車が完全に停車する前に開きます。前のnoteではレバー式の時だけ止まる前に開けられると書きましたが、ボタン式でも普通に止まる前に開けている人を見たので、訂正しておきます。
まだ動いているホームに降りていく人たち、慣れているのでしょうがこっちから見るとかなりヒヤヒヤします……
あと、閉まる時は自動なのですが案外時間が短い。急いで降りないと取り残されます。昨日は一緒に行動していた友達の1人が危うく扉に挟まれるところでした。体感日本の3分の1くらいの時間しか開いていません。
また、発車ベルなどはなく、日本の『ドアが閉まります。ご注意ください』みたいなアナウンスもありません。3秒くらいブザーが鳴ったらすぐに閉じてしまいます。扉前にいれば、ブザー鳴ってから急いで通り過ぎてもギリギリ間に合うくらいですが、慣れていないのでいつも乗り降りが少し怖いです。
電車の運転もざっくり
加速と減速が急過ぎてかなりガタガタ揺れます。
パリの電車にはRERとmétroの2種類があって、RERはパリ市外へ向かう電車、métroはパリ市内を移動するための電車です。
パリでは駅と駅が本当に近くて、より駅同士が離れているRERでも電車で大体2分くらい、métroだと1分くらいで次の駅に到着します。地図アプリで経路を調べてみると、11分で10駅移動とか普通に出てきます。
そんなわけで、ゆっくり加速していたら多分時間がかかり過ぎるんでしょうね。métroとか秒で加速して秒で止まります。
絶対に手すりに掴まりましょう。隣の人に思い切り衝突してしまいます。私みたいに。
電車の中でアコーディオン!?!?
ガチです。本当は動画を貼りたいのですが、ちょっと手順が面倒なので、ホテルに戻ったら音声ファイルを投稿できるか試してみようと思います。
ストリートミュージシャンみたいな感じなんでしょうか。私の録音は初めの部分が切れてしまっているんですが、途中の駅で乗り込んできてBonjour!!と陽気に挨拶し、パトカーの音の真似をしてからいきなり演奏が始まりました。
おおっぴらに録画する訳にもいかないのでカメラの部分を手で隠して撮ってました。
最後に乗客の間を歩きながらチップを回収していました。私も何か渡したかったのですが、小銭がなくて断念しました。
改札もかなりざっくり
改札が……というか、まず切符がかなり緩いです。9枚まとめ買いした切符の中で3枚くらい反応しない切符が混ざっていた、みたいな人がいました。また、乗る時は普通に乗れたのに何故か降りる時の改札でひっかかってしまう人も。
私も1回、電車を降りた後の改札でひっかかってしまいました。驚くことに、見知らぬパリジェンヌが『一緒に通ろう』と言って、その人の切符で改札のゲートが開いた時に一緒に通してくれました。まずいと思うんですけど……明らかにこちらが団体客だったので、不正はしてないと思ったのでしょう。
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切符を通すとゲートが開いて通れます。
パリの改札にはもうひとつ、金属のバーを押して出るタイプの改札もあるのですが、こちらはその形状のせいで必ず1人ずつしか通れません。
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なんと、改札をちゃんとくぐれなかったパリジャンがこのバーの上を乗り越えていたんですよ。駅員さんが横にいる改札で、です。
改札の両側に手をついて乗り越えたり、普通に片足ずつ乗り越えたり、小さな子供がバーの下を通過していたり。
私が改札を出してもらったのもそうですが、思ったよりそこら辺厳しくないのかな……とびっくりしました。
番外編 道路もざっくりな話
道路……というか信号ですね。
まず信号が青になっている時間が短い。普通に歩いているのに渡り切る前に赤になります。それと、信号が赤に変わる前に点滅とかしないんですよ。なんの前触れもなく赤になる。
結果、みんな赤信号だろうと車が来ていなければ構わずに渡ってしまいます。初めはびくびくしていたんですが、もうみんなも車だけ気をつけながら堂々赤信号を渡るようになってしまいました。
日本に帰ってからもやってしまいそうでちょっと怖いです()
と言うことで、フランス人かなり緩いなぁ……と言う話でした。
今日はヴェルサイユからお届けした塩中真夜でした。また次のnoteでお会いしましょう。
前日のnote
翌日のnote