私は本が読めない
私は本が読めない。
とはいっても、実際のところはひとつの本を読み終わるのにかなりの時間がかかるということなのですが…
本が好きでよく読んでいる友達は、一日に最低でも一冊は読むらしいが、私はよっぽどなことがない限り一日で一冊を読み終わることはできません。
そりゃ10ページで終わるとかなら話は別ですが(´-﹏-`;)
絵本は読めます。
漫画も読めます。
字だけになると読めません。
100ページ程ある小説を読もうとすると、一日一時間で読み進んでいこうと思ったら、2週間くらいかかるかもしれません。
実際に測ったことがある訳ではないので正確にはわかりませんが、自分自身の感覚だけでざっくりいうとそんな感じです^_^
しかし、なぜそんなに時間がかかってしまうのかという理由はハッキリしています。
私は一行一行に対して、想像、妄想または空想など…どんどん勝手に繰り広げてしまってなかなか1ページが読み終えれないのです。
例えば、
「むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました」という文章があります。
これに絵が添えてある場合は、その絵にそって読み進めます。
しかし、絵がなくて文字だけを読んでいこうとすると、私の中では
「むかしむかしあるところに(どれくらい昔だろう、こんな感じかなあ)おじいさんと(ひげがはえてて優しそうな人?ワイルドな人?)おばあさん(髪長いかな?ふっくらした感じかな?)がいました(どんな場所だろ)」
という風になってしまいます。
10秒以内で読める文章が私が読むと1分くらいかかってしまう^^;
さらに、作者の想いも勝手に考え始めるととまらなくなるときがあります。
絵があったとしても少し別のところに膨らむことがありますが、絵がある分抑えられます。
上にあげた文章は日本人なら一般的には馴染みの文章なので絵なしでもある程度読めますが、全く知らない話を読もうと思うと、あちこちに脱線してしまいます。
良い言い方をすれば感受性が強いといえるのか、悪い言い方をすれば集中力がないというのか…。
こういった話を人にすることがないのでわからないですが、同じ感覚を持つ方はいるのかな?
皆さんは本を読むときはどのような感じなのでしょうか?
少し話が変わりますが、
私は小学・中学・高校と国語のテストの点数は悪い方じゃありませんでした。大体いつも90点くらいでした。いつも満点を取れない理由としては、漢字の書き間違いです^^;
それ以外は得意の想像力でどうにかなりました。
ちなみに、私が受けていた国語のテストにはある本の内容の一部が抜粋されていて、そこから問題が作られていました。絵はありません。
しかし、私はその本の内容を全部読んで解いたことはありません。
先に問題を読んで大体ここらへんだろうと思うところをみつけます。
「筆者が何を思ったでしょう」という問題もよくありましたが、読んだという感覚より、ここらへんだなと自然とわかっていました。
結果的には読めてるのかな?
不思議な感じですね。
国語のテスト自体は、答えがあるようでないなと思っていた気がします。でも、先生が出してほしい答えはこれなんだろうなというのが自然とわかっていたような気がする学生時代です^^;
国語のテストにおいては、絵がなくても、問題という目的がハッキリしていたので、あちこち寄り道しなくて済んだのでしょうね。たぶん^^;
あっそういえば、読書感想文もいつも良い評価をもらえてました。でも、大体感想と言うか私だったらこうかもとかこれは実はこうだったのかもしれないなど、パラレルワールドのような文章だったかも…。
私は本が読めない。
実は本に限りません。この想像力。
特に詩や短歌など背景を想うととまらなくなってしまいますね。
長い文章より短い文章にこそ前後左右様々な意味が想像できるので楽しいです。
本が嫌いな訳じゃないです。
ただページ数が多い本は読むのに気合がいります(^^)
ちなみに、国語の点数がいいからと言ってブログを書くのが最初から上手いなんてそんな甘いことはなかったですね。
ゆっくりなペースではありますが、勉強していきます。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。
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