伊勢 新九朗

【INTRODUCTION】2022年が大厄となる四姉妹の父【LOVE】ギネス(酒)、ウディ・アレン(映画)、諸星大二郎(漫画)、宮沢賢治(小説)、ラーメンズ(芸人)、THE YELLOW MONKEY(音楽)【JOBS】雑誌や書籍の編プロと古本屋経営【CONDITION】痛風

伊勢 新九朗

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最近の記事

三女の名言 其の参「大丈夫、モジャモジャだから」【伊勢さんちの四姉妹】

「わーい、お茶だお茶だー!」の台詞といえば、さくらももこが生んだ史上最強のゆるキャラ「コジコジ」を思い出す方も多いと思うが、我が家の三女はお月様のような丸顔と言動から、たびたび、「コジコジか!」と突っ込まれるほどのコジコジっぷりを披露してくれる。 最近では、「ん?なんで?」などと聞いてくるときなんかは、もはやコジコジの実写版を見ているかのようである。 そんな彼女の名言は多く、というか、おそらく言葉をある程度操れるようになる3歳児あたりはどこのご家庭でも毎日のように名言が飛

    • 「乳が出ない!」【伊勢さんちの四姉妹-四女の冒険 其の弍】

      今年の2月にめでたくこの世に生を受けた四女は、我が家では長女以来となる、"ひたすら乳飲子"である。 母の母乳の出もいまだかつてないほどで、とにかく呑むは呑むは、呑み終わったあとは完全に酔っ払いのオッサンもびっくりのゲップと赤ら顔を披露してくれる。 そんな彼女、生後2ヶ月くらいのとき、母不在の数時間に哺乳瓶デビューを果たした。 そのときは多少は嫌がる素振りを見せつつも、おそらく、まだなんのこっちゃ理解が及ばず、なすがままに100mlのうち半分くらいは飲めたのだが、それ以来

      • 「ネバーエンディングトイレパニック」【伊勢さんちの四姉妹】

        お子さんがいる家庭だけでなく、全体的に新生活が始まる4月。 季節も移ろうことで、人の気持ちも移ろいがちで、とにかく新しい生活様式についていくのがやっとという方も多いだろう。 ひとまずな一ヶ月をなんとか激走したあとにやってくる大型連休を経ると、人は憂鬱になりがちだ。 「五月病」というのは言葉がひとり歩きしているわけではなく、これは起こるべくして起こりがちな現象で、大人だけでなく子どもだって等しく精神が安定しなかったりする時期なのである。 職場である編集部にも、変わった電

        • 三女の名言 其の弐「落ちちゃダメだよ!」【伊勢さんちの四姉妹】

          四姉妹の出産話を経て、再び、それぞれの子どもたちの連載に戻ってみよう。 ちなみに、長女には「事件簿」、次女は「猟奇的」、三女は「名言」、四女は「冒険」とそれぞれに副題をつけているのには理由があり、長女はとにかく生まれてからこれまで「事件」と呼べるような出来事が多く、次女は「猟奇的」エピソードが多々あり、三女は年齢的にも「名言や迷言」が多いため、そういった副題をつけてみた。四女の場合は、まさにこれから人生が始まるので「冒険」である。 いずにせよ、副題はとくに内容とは関係なく

          出産からわかる性格分析【伊勢さんちの四姉妹】

          生まれ方で性格がわかる⁉︎前回、四姉妹それぞれの出生の秘密に迫った、長文ドキュメントを綴ったが、実はオマケ的にお伝えしたかったことがあったので、番外編として出生からわかる性格分析というのを実施してみたい。無論、完全に独断と偏見による解釈のため、イチサンプルとしてとらえて頂けると幸いだ。 では、さっそく長女からいってみよう。 長女(こだわりの帝王切開術)長女は、最後まで頑なに逆子であることを貫き、こだわりの胎位で降臨した。 だけに、ひたすら我が道を行く、いわゆる"ぶっ飛び

          出産からわかる性格分析【伊勢さんちの四姉妹】

          四姉妹のお産のこと【伊勢さんちの四姉妹】

          2022年2月13日(日)午後5時11分、伊勢家待望の四女が誕生した。 30代後半かつ四人目のお産ということで母体への負担が心配されるうえに、さらにコロナ禍、しかもオミクロンなる輩が蔓延る未曽有の社会環境のなかでの出産ということもあり、家族の不安は相当なものだった。 子をお腹に宿している妻は、私たち以上に不安な日々を送っていたと思う。 それは、現在、妊娠している方やこれからお子を授かりたいと願っている人たちにとっても同様で、そんな方たちに向けてという意味も込めて、今回は

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          四女の冒険 其の壱「我が家イチの暴れん坊⁉︎」【伊勢さんちの四姉妹】

          正直に書こう。 実際、"産み分け"には挑戦した。 とはいえ、お子というものは、"お授かりになる"ということは重々承知である。 ただ、実は我が家というか、我々夫婦、これまで"産み分け"なるものにチャレンジしたことがなかったのは事実であるし、もうここまできたら、男子ならば男子で伊勢家初の男の子となるし、女子ならば四姉妹というとんでもなく可愛いらしく華やかな一家になるわけなので、どちらも大喜びでウエルカムなこともまた事実なので、最後(⁉︎)のひとりとなる家族を迎え入れる花道を

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          長女の事件簿 其の壱「私が〝ボケナス〟と呼ばれる理由」【伊勢さんちの四姉妹】

          三女、次女とご紹介エピソードを綴ってきて、我が家に最初に降臨した長女を書かないわけにはいかんだろうとタイミングを見計らってきたのだが、実は、彼女、現在中学受験の真っ只中。いわゆる、〝二月の勝者〟となるために、毎日ヒイヒイ言いながら塾に通ったり、自宅で猛勉強⁉︎ しているわけで、本日はちょうど受験に帯同することになったので、父は長女が試験している間に、彼女について綴ってみようと思い立ち、こうしてnoteを開いてみた。 私たち夫婦のもとに舞い降りてから十数年の歳月が流れ、その間

          長女の事件簿 其の壱「私が〝ボケナス〟と呼ばれる理由」【伊勢さんちの四姉妹】

          猟奇的な次女 其の壱「私たち、いっぱい殺しちゃってるね……」【伊勢さんちの四姉妹】

          取り急ぎ、まずは登場人物たちの紹介も兼ねて、それぞれのエピソードを語っていこうと思うのだが、実は以前、私はAmebaブログにて、「パパは過労死寸前」というブログを書いていた。 数年続けたブログだったため、なかなかどうして育児ネタが無数に転がっており、今回、noteを始めるにあたり、そのときに綴っていた内容も小出しにしながら進めていくと、より面白いものになるのではないかと感じ、久しぶりに読み返していたら、「めちゃくちゃ面白いじゃねーか!」と自画自賛、「これ、アメブロで続けてた

          猟奇的な次女 其の壱「私たち、いっぱい殺しちゃってるね……」【伊勢さんちの四姉妹】

          三女の名言 其の壱「食パンマンの顔にしてやるぞー!」【伊勢さんちの四姉妹】

          2021年末に3歳になったばかりの三女は、3歳になったばかりとは思えないほどボキャブラリーの多さを誇る3歳児である。本日はそんな三女「お月」の名言的なネタを料理してみよう。 おしゃべり上手になった理由を考察するそもそも、ヒトは何歳くらいから口達者になるものなのか? 長女と次女のときはどうだったのかと当時に思いを馳せてみるも、10年近くも過去のことを思い出すのはひと苦労なので、四女がどうなるかでしゃべりだす時期を再度チェックしていこうと思うのだが、確かに同年代のコたちの言動

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          新年あけまして育児日記はじめます。【伊勢さんちの四姉妹】

          「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」ではないけれど、我が家、2月に4人目の娘を授かることになり、改めて一家の歴史を振り返ってみると、なかなか奇想天外な家庭であることに気づかされ、せっかくなので現代版の若草物語を綴る勢いで、四姉妹日記をしてみむとてするなり。 土佐日記を拝借する意味は特にナシ! リズムをね、基本リズム優先主義なので、テンションを高めるためにも土佐日記してみた次第でござる。 とはいえ、育児日記の世界は、もはやエッセイ界の巨大ジャルンのひと

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