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新年あけまして育児日記はじめます。【伊勢さんちの四姉妹】

「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。」ではないけれど、我が家、2月に4人目の娘を授かることになり、改めて一家の歴史を振り返ってみると、なかなか奇想天外な家庭であることに気づかされ、せっかくなので現代版の若草物語を綴る勢いで、四姉妹日記をしてみむとてするなり。

土佐日記を拝借する意味は特にナシ! リズムをね、基本リズム優先主義なので、テンションを高めるためにも土佐日記してみた次第でござる。

とはいえ、育児日記の世界は、もはやエッセイ界の巨大ジャルンのひとつにまで成長しているため、凄まじい数の家庭内事情を覗き見ることが可能であり、ちょっとやそっとの生ぬるい随筆では読者を獲得することは難しいかもしれないが、現在、私の身の回りで繰り広げられている子どもたちとのドタバタ劇があまりにも抱腹絶倒エピソードばかりなので、これはしたためなければウソになる! と意気込みつつ、いつか子どもたちが成長したときにどんな幼少期を過ごしていたのかを知ることもできる思い出日記として、とうとう「note」デビューしてみることを決意したというわけなのである。

はじめに的な

ちなみに、私は、雑誌や書籍をつくる編集プロダクションを経営していて、そのほか、なにやら様々なことに手を出しまくっている好奇心の塊のような人間なのだけれど、メイン業務が「編集者」であるため、"構成と校正"を日々繰り返している。

題材をいかに読書に楽しんでもらえるようにお届けするかを考える「構成力」と、それらを世に送り出す際に誤字脱字や内容に間違いがないように確認していく「校正力」がキーとなる仕事だけに、職業柄、日常的に「荒を探す」ことが染みついてしまっている。

荒探す人生、つまりは、どうしても「ツッコミ」が多くなりがちな日々をおくっているわけなのだけれども、とはいえ、自分をツッコミキャラだとは思っていないのであるが、いやはや、私が逆紅一点だからなのかどうかは置いておいたとしても、どういうわけか、我が家にはボケキャラがひしめきあっている。

ツッコミだけが人生か!

ではないけれど、兎にも角にも、「我が家のナイスなボケキャラたちにツッコミを入れていく」というスタイルで、明るくおバカな随筆を綴っていくつもりだ。

育児奮闘日記は、誰かに笑いや涙をご提供することもできるだけでなく、ときには誰かの救いになることもある。

と、そんな大それたことまで考えていたらキリがないので、ひとまずは好き勝手に、筆の進むがごとく、思うままに書いてみよう。

ということなので、まずは、この物語の登場人物たちを紹介する。

「伊勢さんちの四姉妹」登場人物

長女(あだ名:ナス)→ヘアメイクとオシャレが大好物のお調子者。勉強が苦手なパッパラパーだがモテる。夢は女優。

次女(あだ名:チョメ)→家族と遊ぶことが大好きな優等生。キャンプ好き。読書好き。勉強は得意だが友だちは少ない。夢は声優。

三女(あだ名:お月)→末っ子パワー大爆発のワガママ姫。ミニマム系なのに口が達者。コジコジの実写版のようなキャラ。夢は人魚。

四女(あだ名:ミノ)→ママちゃんのお腹の中で大暴れ中の元気娘。ものすごい動きをするようで先生も驚いたほどの実力者。当面の夢は誕生すること。

妻(あだ名:ママちゃん)→長女を帝王切開で出産したあと、次女、三女は自然分娩に成功したパワフルママ。元演劇人という経歴をいかしてキッズパフォーマンス集団のボスも担う。夢は劇場経営。

私(あだ名:モジャモジャ)→そんな女子5人に囲まれるハーレム状態のパパ。それぞれの女子たちと一対一でデートするのが好き。基本的には彼女たちの言いなりスタイル。夢はとにかく家族みんなの幸せか。

以上、ここにチワワ2頭がプラスされることで計8人の大家族が伊勢家のスターティングメンバーである。

なんだか前置きがやたらと長くなってしまったけれども、前置きがやたらと長くなるのも私の特徴だったりするので、そういう鬱陶しいスタイルなんだとご了承頂き、今後の四姉妹日記を楽しんでもらえたら、フル回転で尻尾をふりながら喜ぶので、次回から始まるドタバタ劇場の幕が上がるのを首を長くしてしばしお待ち頂きたい。

せめて冒頭文のこのあとの第一話目は早めにお書きになられたほうがよろしくってよ。と、自分で自分を奮い立たせつつ、現在の妻のお腹の状態を公開してシメとする。

2022年元旦、妻の実家にて。
95歳になったおばあちゃんが
4人目が育まれているお腹を撫でるの図

ちなみに、媒体をnoteにしてみたのは、なんだか物書きとか編集者っぽくて、いい感じにモチベーション維持ができそうだから! そんだけ‼︎

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