なぜ繁盛しているのか!?
活気のある店、とくに飲食・食品を取り扱う店舗には、ほどほどの活気・活力を消費者は求めていると考えます。
鮮度もそうだし、活力ある店の勢いが美味しさを助長しているとも言えるのではないでしょうか。
五感のうち「味覚」の記憶というのは、やや曖昧というデータもあるように、ここの店は美味しい!味が良い!というのは、もちろん定評を得るくらいの料理・調理人の腕にかかっていることは確かであるとともに、それを確信させてくれるプラスαが店舗の活気・活力なのではないでしょうか。
私が好んでお邪魔している店、とは言っても遠方で4年ぶりの来訪をした飲食店があります。
食事を提供されるまでのおよそ数分間(そもそも料理の提供もスピーディーでこんなに早かった!?と記憶していることの曖昧さなのか、それともオペレーションが変わったのか!?)、僅かな時間ではあるものの、4年ぶりに食事をするときにある”美味しさは変わっていないだろうか・・・”という不安・心配を微塵も感じさせないホール担当の皆さんが素晴らしい。
テキパキ
とはこういうことを言うのよね。と、美味しさの記憶だけで来訪した為、改めてホールスタッフの機敏で活力あるサービスに感心しました。
飲食店(とくにカウンターで調理人・料理人がサーブしない限り)、一般的にはホールスタッフによる料理の提供をします。どんなに裏方が頑張っても、最終的に料理を提供するスタッフ(ホールスタッフ)がマイナスを起こしては、せっかくの努力も水の泡ですよね。
とはいっても、昨今このようなマイナスイメージを持ってしまう店にも多々出会うことがあるので、今回のような”活気・活力”を感じさせてもらうことができたのは非常にラッキーな再会でした。
店舗におけるチーム力というのは、顧客づくりにも欠かせない要素だと思います。物販店においても、個人売りという各々が顧客を抱えている商売方法もありますが、とはいえ、働く仲間同士の連携は無くては店は成り立ちませんよね。
だからこそ、それぞれの持ち場・得意を活かしながら、補い合いながらより良い店舗ができたらなあ。と大皿の食事を平らげながら、再確認をした次第です。
さて、今回の店舗は4年の間に、数店舗新たにオープンされていました。経営者の手腕も気になるところ。そして、複数の店舗を展開された数年後に、どの店舗も”活気・活力”が維持できているのか・・・そんなところもまた、気になりますので、再来店をしたいと思っています。