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[本紹介]注文をまちがえる料理店:「間違い」は捉え方次第で変わる

こんばんは、 @ShinjiTakenaka です。
今日の一冊は「常識」って何だろうを考える一冊です。

今日の一冊

今日は小国士朗さんによる「注文をまちがえる料理店」をご紹介いたします!

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小国 士朗さんは次のようなご経歴の方です。(リンク先 著者についてより)

「注文をまちがえる料理店」発起人。テレビ局ディレクター。
1979年生まれ。東北大学卒業後、2003年に某テレビ局に入局。
2013年に心室頻拍を発症。
テレビ番組を作るのが本当に大好きで相当なエネルギーを注いできたが、
それを諦めなければならない事態になり、一時はかなり悩み落ち込む。
しかし、「テレビ局の持っている価値をしゃぶりつくして、社会に還元する」というミッションのもと、数々のプロジェクトを立ち上げ、いつしか局内でもテレビ番組をまったく作らない、おかしなディレクターとして認識されるようになり、ついには専用の部署までできることに。
「注文をまちがえる料理店」はとある取材時に思いついたことを形にしたもの。好物はハンバーグとカレー。

さて、「注文をまちがえる料理店」とは一体何でしょうか?
それは、注文を取るスタッフが認知症の状態にあるレストランなのです。

イメージのyoutubeがあるのでぜひご覧ください!

この取り組みは社会福祉国家ノルウェーからも高い評価を得たそうです。(すごい!!)

皆さんはこの動画から何を感じましたか?(ぜひ時間を取って、実際に言語化してみましょう!)

私はこの本から次の2つを学びました。以下ではその2つをご紹介させていただきます。

学び①間違いかどうかは周り次第で変わるもの

まず、この料理店では認知症の方がスタッフなので、以下のようなことが起こり得ます。

✔️ オーダーされた料理名を忘れる
✔️ オーダーした人と違う人に料理を届ける 等

だからこそ、「注文をまちがえる料理店」なのです。この店ではスタッフの方は何かしら間違えるかもしれないということを受け入れているという前提があるのです。

つまり、「間違い」というものは周りの人がそう思わなければもはや間違いではないのです。

人は誰しも必要とされる喜びを求めています。だからこそ、そのスタッフの状況に応じて、みんながそれを受け入れる。そういった、価値観のシフトの重要性がこの本では言われている気がするのです。

自分が間違いだと思うことも、他人にとっては間違いではないかもしれません。以前、パラダイムシフトというnoteでも紹介していますが、自分の常識は他人の非常識かもしれません。

「こうあるべき!」という考え/価値観は「本当にそうか?」と一度立ち止まって考えてみてもよいのかもしれません。

学び②頑張る姿が周りの人に勇気を与える

この本では、他にも次のようなエピソードがあります。

周りの視線が気になり、外食をすることに抵抗を感じていた知的障害を持った青年がいたのですが、彼は「注文をまちがえる料理店」というワードにひかれ、ここに訪れました。
そして、ここに訪れた彼に、スタッフをはじめとする多くの人は眉をひそめることなく接してくれたそうです。

そう、あるがままの彼を受けいれてくれたのです。

私はここから、何らかの障害を持っていたり、認知症などの方に勇気を与えているんだなと思いました。
あるがままの自分を受け入れてくれるのが「注文をまちがえる料理店」なのです。

最後に

自分の当たり前が、ある出来事をきっかけに大きく崩れ、新たな視点を得る。私はこの本を読むことでそれを感じました。

間違いというのは、周りの人がそうでないと思うともはや間違いではない

最後までお読みいただきありがとうございます!

実は、最近yenta経由でお会いした某上場企業の代表取締役の方が、私のnoteを見てくれていたということが判明したのです。何と嬉しい!!

これからも継続して読んだ本の内容やそこから学び取ったこと、さらには他の本との関連なども含めて少しずつ可視化していければと思います。

その他にもコーチングでの気付きやお題企画、その他日常で感じたこと/学んだことなどを発信していきます。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!


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竹中紳治 | TCS認定シニアコーチ
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