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どこでもドアの出羽三山神社
【2019年9月18日にアップした記事です】
気がついたらもう9月である。
しかも、とうに半ばを過ぎて。
光陰矢の如し、である。
さて、何も書かなかった夏に、東京と鶴岡をつなぐ楽しい2つのイベントがあったので、バカンス明けの今回は、そのことを書いてみたい。
山形県鶴岡市。
庄内平野と山と海を擁した日本を代表する食文化宝庫の地。日本唯一のユネスコ食文化創造都市でもある。ぼくは、この地域と数年前
『コーヒーについてぼくと詩が語ること』を語る
1 コーヒーの語り
コーヒーをめぐって、あれやこれや、語ってきた20年だった。
「コーヒー文化研究」にも散発的に寄稿してきた。「詩とコーヒー」をテーブルのうえに並べて、なにごとかを語ろうとした。
コーヒーという具体的な飲料に対する興味に支えられながら、コーヒーを通して見えてくる世界の広さと深さに魅せられてきた。そんなぼくの20年だった。
今回、コーヒーを語る旅を、『コーヒーについてぼ
挨拶
中村哲さんに
星の丘をこえて
月あかり
渇いた喉をうるおす人々に影をつくる
いのちの水を
覚醒と酩酊の日々を
あなたとともに
井戸を掘る
地上の声を響かせるために
村にはかならずひとりの詩人が
この地を去るひとに送る挨拶を
時の番人をだしぬいて
この宴のなかで
われらが友に
たとえ地上に悲しみがたえなくとも
あなたの笑顔だけは忘れない
ありがとう、
そしてさようなら