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目隠し VS 盤面を見ながらの将棋?マインドマップで劇的レベルアップ!

同レベルの将棋力の人間同士が勝負をした場合、一方は目隠しで、一方は盤面を見ながらだったらどっちが勝つと思いますか?

どう考えても後者ですよね?

それだけ人間とは形のないものを頭の中だけで把握するのは難しい事なのです。

自分の頭の中身を可視化できたら、他人に見せられたらどれだけ楽でしょうか?

それが簡単にできるようになるツールを紹介する記事を書きました。


マインドマップ紹介の背景

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普段は製造業に属する企業の新米課長としての気づきや、経験、考察、組織を変えるための苦悩についてnote投稿をしている『ケツアゴ新米課長』と申します。

先日の記事に『問題解決なんてしたことがない!』と宣言した部長に対して当てつけで発想法を紹介したという内容を書きました。

そこで名前を出した『マインドマップ』と『マンダラート』のうち、今日はマインドマップの紹介をします。


そもそも『マインドマップ』って何?

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マインドマップは名前のごとく、自分の頭の中をマップ(可視)化して発想力を高めるツールのことです。

放射思考と呼ばれる、発想したことに関連して新たな発想を生むという手法がもとになっていると言われています。

紙に書き出して可視化することも効果的ですが、PCの専用ソフトを使う方が多いようです。

僕自身もPCのソフトを使っています。

アイディアを関連付けながらどんどん発想を生む手法なので、書いた発想を書いたり、消したり、位置を変えたりが頻繁にできることがPCソフトの利点です。

実物はどんなもの?

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マインドマップを書いた実物はこんな感じです。

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関連付けて出てきた発想をどんどん数珠つなぎにして発散させる手法です。

ツールは何を使えばいいの?

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googleで『マインドマップ_無料』と検索すればいくつもソフトが出てきていますし、その紹介サイトも山のようにあります。

その中で僕が使っているのは『Xmind』というソフトです。

解説サイトも多く、操作性もよいのですぐに感覚的に使うことができたので、部下にもおススメしているソフトです。

個人的に思うマインドマップ最大の利点

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マインドマップ最大の利点は何といっても『自分の頭の中身を可視化できる』という点にあります。

この効用は大きく2点あります。

1つ目は単純に自分の頭の中身が整理できるようになることです。

自分の頭の中って、意外と自分で把握できていないんですよね。

常々思っていることなのですが、頭の中身って当たり前のように目に見えません。

囲碁や将棋をやったことがある人はわかると思いますが、目隠し(空想)で勝負を進めるのって大変ですよね?

囲碁や将棋の盤面を暗記して、自分や対戦相手の1手ごとを脳内だけで再生して的確な手を考え出していく。

正直言って超人的な頭脳訓練がないと無理です。

でも、将棋盤と駒があれば小学生でも状況を把握して次の手を考えることができます。

これがマインドマップの素晴らしさそのものです。

僕のような頭脳訓練から逃げてきた人間でも、無料のツールを使って10分も使い方を習えばできてしまいます。

目隠し VS 盤面を見ている人。よほどの実力差がない限りは盤面を見ている人が有利です。

発想・思考に関して一気にこれだけのアドバンテージを得られるのですから使わない理由がありません。

そして効用の2点目はこの自分の頭の中身を他人に見せることができることです。

『僕はこれだけ考えたんですよ!!』なんて言ったって、その『これだけ』が『どれだけ』なのかを正確に相手に伝えることはできません。

でも可視化できていればそれを相手に伝えることができます。

もっと言えば自分の頭の中にしかない思考ルートの続きを他人と一緒に考えることができることです。

アイディアを関連付けて他のアイディアを連鎖的に生み出す発想法ですから、アイディアを出す人間が多いほうが圧倒的に量も出ますし、漏れもなくなります。

1人でも複数人数でも使えるマップは即効性と共有性において超有用なツールです。

マインドマップを使いこなすポイントは?

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マインドマップを効率的に使いこなすためのポイントとしてMECE(ミーシー)という概念があります。

詳しくは検索していただければと思いますが、意味としては『モレがなく、ダブりがない』という意味です。

アイディアを発散させることが目的のツールですが、それを効率化するためにしっかり分類しようということです。

MECEでない。悪い例を示すとこんな感じです。

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学生さんにはお兄さんもお姉さんもいますよね?

性別や年齢がバラバラの状態でこのようにアイディアを出そうとしても漏れがたくさんありそうですね?

次にMECEである例を示すとこんな感じです。

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第一段階では『性別』を切り口にして分類し、第二段階では『年齢』を切り口にして分類しています。

こうすることで漏れや抜けがなくなります。

(便宜上の例で出した性別分類なので、細かい点はご容赦ください)

これを意識することで1人で発想を出すときでもかなり多くのアイディアやチェック項目を出すことができます。

まとめ

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今日の記事ではマインドマップという発想ツールを紹介しました。

PCの無料専用ソフトを使えばだれにでも簡単に始めることができます。

自分ですら可視化できない頭の中身を画面に出すことで、自分ばかりか他人とすら思考のプロセスを共有することができます。

もし使ったことない方がいらっしゃったらぜひトライしてみてください。

使ったことのない昨日の自分と比べて、目隠し将棋 VS 盤面を見ている将棋と同じくらいのアドバンテージを得ることができます。


こんなこと書いてる僕はこんな人間です。
よかったらこっちも読んでもらえるととてもうれしいです。


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ケツアゴ課長@基礎社仕事力UPの家庭教師(フォロバ100%!!)
僕の経験と苦悩が詰まった記事を書くように心がけています。 あなたのお役に立てたら嬉しいですし、僕の苦悩に共感していただいてもとてもうれしいです。 製造業としての経験を外の世界で試すか、製造業で上り詰めるか。 見届けてもらえると嬉しいです。