記事一覧
214.読書日記/「トゥルー・クライム・ストーリー」、古い本、新しい本
年末年始は例年、週刊文春のミステリベスト10から数冊選んで読んでいたのが、無職になって本の購入代を節約しているため図書館からセレクト。新しい本の予約順がなかなかまわってこなくて、フレデリック・フォーサイスの「アフガンの男」の上下巻を借りていた。…が、微妙な古さで上巻で離脱してしまった。他はマンガや図鑑の他は、フィッツジェラルドの短編集や京極夏彦さんのシリーズものを少し読んだくらいであった。
2月
134.読んでた?新潮文庫の100冊ほか読書
少し前に2024年の新潮文庫の100冊キャンペーンの既読本をチェックして、読んでいない本をいくつか読んでみようと思った。併せて、関連書籍や図書館で予約していた本なども読んだので、その記録。
まずコメントでおすすめされた中島敦さんの「李陵・山月記」を読んでみようと文庫を買ったらプレミアムカバーで、カラーの無地に箔押しのシンプルな装丁でいい感じだった^^ 中国の古典に着想を得たそうで、人名や地名が難
131.読書日記/リサ・ガードナー「夜に啼く森」、シゴトがイヤになった時に読む本
今日、noteを始めて6ヶ月だというお知らせ(?バッジ)が届いた。14年やってるXはもうイヤになっているけど、noteは案外気に入って続いている。
D・D・ウォレンシリーズ「無痛の子」「棺の女」「完璧な家族」「噤みの家」に続く邦訳5作目「夜に啼く森」を読んだ。2023年9月初版。ジョージア州の山道で白骨死体が発見され、その身元が判明したところから物語は動き出す。
ボストン市警の部長刑事D・D・ウ
125.読んだ?新潮文庫の100冊ほか
いつもは図書館派ですが、お誕生月でもあるし新刊本を買おう!夏らしい読書しよう!〜と本屋さんをぶらぶらしていて、結局、貧乏性が先にたって何も買えず。その時に新潮文庫の100冊の棚を見つけた。まだやってたんだ!中高生の頃、PRの冊子をもらってきて読んだ本にチェックつけて、読んでない本を探して読んだりしてた。その本屋さんで冊子は見つからなくて、今どきWEBだよね、と思って検索したらありました。
もう知
106.読書日記/「清少納言を求めて、フィンランドから京都へ」
この前、「週刊文春」のマーガレット酒井こと酒井順子さんの「私の読書日記」で、
と紹介されていた。ちょうど大河ドラマ「光る君へ」にハマって面白く見ているし(昨日の「あさイチ」のプレミアムトークのゲストが清少納言役のファーストサマーウイカさんでしたね。そして明日の放送は選挙速報でお休み)、北欧ブームもすっかり定着して、マリメッコのマグで毎朝コーヒー飲んでるし、面白そうだと思ってデビュー作の方を図書館
101.読書日記/文春ミステリーに騙された…ほか、イギリスの違った印象
海外ミステリを読むのに、最近は文春のミステリーレビューや12月に発表される年間のベスト10を参考にすることが多い。
2021年の年間ランキング2位のホリー・ジャクソンの「自由研究には向かない殺人」、高校生の女の子ピップが殺人事件を解決するお話で、それなりに面白く読んだ。2022年ベスト10に続編の「優等生は探偵に向かない」が入っていたけど、続編はもういいか、とスルーしていた。だけど2023年にその