「腐」
◇再選。
前知事の斎藤元彦氏が再選した。
◇メディアコントロール。
自分は自発的にテレビを観ることはないが目に入ってしまう事は当然あるわけで、今回のパワハラおねだり疑惑に関しても“ほぼ全ての局で同じ論調の報道を長期で続けている”という、この時点で相当キナ臭い空気がプンプンしていたので、これは明らかな偏向報道と確信し情報を追う事を止めた。
そしてそれは、その後SNSを通じて社会に明らかになる。
今回の件のロジックは非常にシンプルで、地方の腐敗してる醜悪な利権を解体する斎藤元彦氏に対する組織的な攻撃であったという事。
腐り切った利権関係者による力学が働いた格好だった。実に“地方”っぽい。
公用車をセンチュリーからアルファード、天下りの禁止、自分含め給与カット職員の給与見直し。
決定打は県庁の建て替えのストップ。“建築”にどれだけ強力な利権が絡んでいるかは想像に難くない。この費用1,200億にどれだけの人が群がっていたのか?
人の死すらもパワハラに結びつけて出汁に使う人がいるのだから、この件に一体どういう人たちが絡んでいるかは誰しも口に出して言えないだけで、やっぱり想像に難くない。
人は完璧ではないから一つや二つ問題は誰しもある。斎藤氏の問題を血眼で探していたに違いない。
◇情報社会。
インターネットの本質は、フェイクニュースの脅威ではなく、詐欺の温床でもなく、ただただ“情報が民主化された“という所にある。
どう利用されるかではない。良い悪いという文脈では決してない。インターネットはただの“機能”であり、それ以上でも以下でもない。
稲村陣営、および机叩き爺さん達はそれが全く分かっていない。自分達は甘い汁を吸う利権側の人間であり、また古代の方法でメディアコントロールする側であるという事を、憤りを強い態度を示せば示すほどに国民に伝えている。
兵庫県民および国民を舐め過ぎた結果であろう。地方局、地方新聞を握ったぐらいでは情報が民主化された社会では役に立たない。もちろん全国局も全国新聞も同様。
時代の波は誰も止められない。
◇偏向報道。
最初に偏向報道を知ったのは311だった。全てのメディアが繰り返し繰り返し繰り返し、同じ事を言い続ける事に違和感が芽生えたのが始まり。
そして“報道しない出来事”が現地で起きている事を知りショックを受けた。それで苦しんでいる人を見捨てている事に“人の怖さ”を見た。
それからテレビを見ることも新聞も辞めてしまった。
◇全員が同じ事を言っている場合は大概あやしい。
もうこれは間違いない。でなければ“賛否両論”が悪い意味で使われる事もない。そもそも賛否両論なんてあるのが当たり前だから良いも悪いもない。
言論統制、情報統制、そして思想。これらが誰かの何かの脅威になるのも同じ理由。
一度誤った方向にまとまって進めばどれだけの悲劇が生まれるか。歴史は証明しているが、人は繰り返す生き物なのだろう。
そして『正義』を言う場合も、大概あやしい。
だから僕の嫌いな言葉は正義です。