天職とご縁と自己受容のおはなし。
天職起業&副業プロデュース小島シゲオです。
天職。
このキーワードを看板に掲げ出したのはこの2,3年ぐらいでしょうか?
10年以上活動してきてやらんとしていることの大筋は変わらないと思うのですが、その時々でキーワードや看板は変わってきました。やっていること自体が変わったというよりはご縁の紡ぎ方の変化、という風に考えるとわかりやすいのだと思います。
最初の最初は大人の発達障害(グレーゾーン)の方向けのキャリアカウンセラーでした。
今でこそ大人の発達障害支援はそれなりにあると思いますが、2009年当時はほとんどなかったし、あったとしても実践に耐えうるものではなかったものが多かったように思います。
そこに寄り添っていると、発達障害系の方はどうもスピリチュアルのようなものにいってこじらせたり、依存しがちなのを目にして、一時期スピリチュアルの世界も研究していました。自分個人としてはそれなりに成果の出し方も理解しつつ、「見えないはずのものが見える」とふつうに統合失調症の方を病院に行くようにコッソリアドバイスしたりみたいな数年を経るのでした。
その他マーケティングやコンサルティンク゛はそこそこの素養がもともとあったこともあり、といった感じでしょうか。
そこまでいろいろやって1周どころか2周くらい回ったうえで、タイトルの
天職とご縁と自己受容、なのです。
発達障害の世界もスピリチュアルの世界もマーケティングの世界もそれぞれご縁があって自分の天職を構成してくれている土台になってくれています。
一方で本当に正直に思うのはいつも
「発達障害とか嫌だ」
「スピリチュアルは嫌だ」
「マーケティングは嫌だ」
と思っていたところや今でも思っているところもあるのですね。
嫌ですよ。だって・・・・
・依存ぽい人もたまにいてぞわぞわするし・・・
・論理的思考が通じない人もいるし・・・
・そんなに魅力的じゃない女性もいるし・・・
・ケチで疲れるし・・・
・なんかチャラいし、浅いし・・・
等々がモヤモヤとあったわけですね。
で、結局どうしたかというと、それを克服するわけでもなく、常に本当にやりたいことに正直に向き合った結果その時その時でやっていた結果がそれだった、というだけ=ご縁としてやっているのが天職、という感覚が自然と自分の中で育っていったように思います。
モヤモヤしつつも、それが今できる最善と考える自己受容も今から考えるとあったんだと思います。
ムリに感謝したりせずに、嫌なところもあるけれど、仕方がない=その時のベスト、と思いつつやってきました。
ワクワクというのはこういう自己受容のあとにやってくるものであって、因果関係でいうと「ワクワクすることをやろう」というのは結果論に近い要素がある、と個人的には感じています。
その時のベストではあるけれど、何かをスタートするときって必ずしも希望ばかりじゃなくて実際には「え~。。。。」みたいなことも多い(かった)ということです。
ダメ元でやってみる、ならまだいい方で、「敗戦処理」みたいなところからスタートすることがその時のベストってこともあると思うのですね。
ご縁、自分と向き合う、自己受容。
こういうキーワードで書くとかっこいいですよね。痛みもないし。
でも自分のリアルなご縁とか自分と向き合うとか自己受容って
(俺、なんでこんな保険金殺人犯みたいな醜くて頭の悪そうな太ったおばさんに3万も払って説教されてるんだろ・・・悔しいを通り過ぎて、情けないな、泣けてくるな、これが今の自分のベストな現実なんて・・・・)
ということです。
我慢する気力もなく、耐える気力すらあるわけでない、無力感。
人の役に立てたらは「できたらいいな」ですが、少なくともこのオバサンに「あなた、自信持ちなさいよ♪」と励まされている状態から1秒でも早く抜け出すことが「ミッション」を初めて実感した瞬間なのかもしれません。
やりたいことが見つからなかった自分のようなタイプは「もう嫌だ!」を究極に味わうことで天職に一気に近づく方も多いと思います♪